レースリポート
4コース大得意な宇野弥生 若松ドリーム戦で5月の再現狙う オールレディース
2023.06.17
ナイターの若松オールレディース(6月17日~22日開催)が17日に開幕する。A1勢からは堀之内紀代子(岡山)、金田幸子(岡山)、細川裕子(愛知)、浜田亜理沙(埼玉)、渡邉優美(福岡)、藤原菜希(東京)が参戦。そのほかにも宇野弥生(愛知)、魚谷香織(福岡)、深川麻奈美(福岡)、今井美亜(福井)ら好メンバーがそろい、V争いは大激戦となりそうだ。
初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。
<若松 初日 12R ドリーム戦>
1号艇 渡邉 優美(福岡) 今年1コース1着率67%
2号艇 細川 裕子(愛知) 今年2コース1着率20%
3号艇 浜田 亜理沙(埼玉) 今年3コース1着率22%
4号艇 宇野 弥生(愛知) 今年4コース1着率52%
5号艇 魚谷 香織(福岡) 今年5コース1着率7%
6号艇 堀之内紀代子(岡山) 今年6コース1着率28%
※()内は支部
まず注目は4号艇の宇野弥生(愛知37歳)【冒頭の写真】だろう。今年4コースは23戦12勝の1着率52%という驚異的な数字。さらに驚くべきは12勝の決まり手で、まくり4本、まくり差し4本、差し4本という圧巻の自在ぶりだ。どんな展開になっても勝ち切ってしまう力がある。
宇野は5月に当地若松のヴィーナスシリーズに出場し、初日ドリーム戦4号艇で4コース差しを決めて3連単1万2820円の高配当を出したばかり。今節もまたドリーム戦4号艇に組まれただけに、再び青いカポックで魅せるのか注目だ。
もう1人目が離せないのは6号艇の堀之内紀代子(岡山43歳)【写真上】。大外枠となっただけに伸び型の仕上げで勝負してきそうだ。ただ堀之内の若松参戦は2020年3月のオールレディース以来で約3年3カ月ぶりとなっており、久々の水面で初日からどこまで伸びを仕上げてこられるか気になるところ。また若松はチルト上限が1.5度となっており、2度や3度が使えないぶん調整の幅が狭まるのは気がかりだ。ただ前検タイムは1位と好気配。大外からまくり一撃の可能性は十分あるだろう。