レースリポート
優勝戦波乱の目は!? 中枠の原田佑実と岩崎芳美 下関オールレディース
2023.06.16
ナイターの下関オールレディース(6月11日~16日開催)は5日目が終了。16日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<下関 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 櫻本あゆみ(群馬) 今年1コース1着率52%
2号艇 川野 芽唯(福岡) 今年2コース1着率38%
3号艇 原田 佑実(大阪) 今年3コース1着率0%
4号艇 岩崎 芳美(徳島) 今年4コース1着率26%
5号艇 日高 逸子(福岡) 今年5コース1着率5%
6号艇 津田 裕絵(山口) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の櫻本あゆみが準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。1月の鳴門オールレディースに続く今年2回目の優勝戦1号艇となった。その鳴門戦ではインからコンマ01のスタートを決めたものの、堀之内紀代子の3コースまくり(チルトは0度)に屈し、無念の4着に終わっている。雪辱を果たして今年初Vを飾りたいところ。2020年3月の丸亀男女ダブル戦以来となる約3年3カ月ぶりの優勝をめざす。
対抗1番手は2号艇の川野芽唯。今年2コースは16戦6勝で1着率38%と好調だ。川野は今年の女子賞金ランキングが現在18位で、クイーンズクライマックス出場ボーダーまで約180万円差という状況。ここで優勝して賞金110万円を加算し、その差を一気に縮めたいところだ。
侮れないのは中枠勢だろう。3号艇の原田佑実【冒頭の写真】は今年3コースで7走して2・3・6・2・3・3・3着。白星がなく、1着率は0%だが、3連対率は86%と舟券貢献度は非常に高い。また昨年は3コースで35戦10勝の1着率29%をマークしており攻め切る力もある。
4号艇の岩崎芳美【写真上】は今年4コースで19戦5勝の1着率26%と上々の成績。5勝すべてを"差し"でマークしている。前節の鳴門男女ダブル戦では4コース差しを2本決め、今節も3日目12Rで4コース差しを決めている。優勝戦ではどんな攻めを見せるのか注目したい。