レースリポート
SG優勝機の後藤美翼が準優3コースまくりで7万円券! 芦屋ヴィーナス
2023.06.09
モーニングの芦屋ヴィーナスシリーズ(6月5日~10日開催)は5日目が終了。10日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<芦屋 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 今井 裕梨(群馬) 優出26回目、優勝2回
2号艇 廣中智紗衣(東京) 優出49回目、優勝7回
3号艇 後藤 美翼(東京) 優出9回目、優勝1回
4号艇 原 加央理(埼玉) 優出7回目、優勝0回
5号艇 細川 裕子(愛知) 優出117回目、優勝12回
6号艇 今井 美亜(福井) 優出49回目、優勝8回
※()内は支部
予選トップ通過の今井裕梨が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。昨年6月の桐生ヴィーナスシリーズ(優勝)以来となる自身3回目の優勝戦1号艇を手にした。今節ここまで9走で7本の展示1番時計を出すなど圧倒的な快速パワーで1・1・2・1・4・1・2・1・1着の活躍を見せてきた今井裕梨が、優勝戦でもインから先手を奪って逃げ切るか。昨年9月の鳴門ヴィーナスシリーズ以来となる優勝を狙う。
侮れないのは3号艇の後藤美翼(東京33歳)【冒頭の写真】だ。準優で豪快な3コースまくりを決め、インの鎌倉涼と2コースの小野生奈を破って3連単7万円台の高配当を出した。優勝戦も3号艇となっただけにどんな攻めを見せるのか注目だ。前節のSGボートレースオールスターで石野貴之が優勝したモーター14号機とコンビを組み、ハイパワーでV争いの一員となってきた後藤が、2015年7月の平和島ヴィーナスシリーズ以来となる2回目の優勝をめざす。
後藤が攻めれば4号艇の原加央理(埼玉35歳)【写真上】にもチャンスが生まれそうだ。これが自身7回目の優出で、デビュー初Vを狙う。
近況女子レースは初Vラッシュで、今年に入ってすでに4件のデビュー初優勝が生まれている。原もこの流れに乗る可能性十分だろう。
【女子レーサーの初優勝(2022年以降)】
2022年1月19日 倉持 莉々(徳山男女ダブル戦)
2022年5月16日 前田 紗希(江戸川ヴィーナスシリーズ)
2022年6月28日 今井 裕梨(桐生ヴィーナスシリーズ)
2022年9月17日 戸敷 晃美(常滑ヴィーナスシリーズ)
2022年10月16日 清埜 翔子(住之江ヴィーナスシリーズ)
2023年1月9日 小芦るり華(徳山オールレディース)
2023年3月18日 高憧 四季(下関ヴィーナスシリーズ)
2023年5月4日 山下 夏鈴(唐津オールレディース)
2023年6月3日 西岡 成美(鳴門男女ダブル戦)