レースリポート
江戸川は女子水神祭が咲き乱れる水面 今節は飯塚響と本田愛か オールレディース
2023.05.30
江戸川オールレディース(5月30日~6月4日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「江戸川選抜」は風速8メートルの追い風が吹くなか安定板使用の2周戦で行われ、2号艇の堀之内紀代子(岡山)が道中逆転で1着。2着に3号艇の長嶋万記(静岡)、3着に5号艇の永井聖美(東京)が入り、3連単2-3-5で5300円の21番人気決着となっている。
さて激戦の幕を開けた江戸川オールレディースだが、今節注目しておきたい選手が2人いる。デビュー初1着をめざしている128期の飯塚響(群馬23歳)【冒頭の写真】と130期の本田愛(静岡21歳)【写真下】だ。
というのも、ここ最近は江戸川で女子レーサーのデビュー初1着が花盛りだからだ。最近2年間を振り返ると、2021年6月のオールレディースで黒明花夢(岡山125期)、2022年1月のヴィーナスシリーズで白石有美(東京118期)、2022年5月のヴィーナスシリーズで山下奈緒(大阪127期)、2022年6月の一般戦で宇恵有香(三重129期)、2023年4月の一般戦で村田佳奈子(大阪130期)と、実に5人も水神祭が生まれている。今節は飯塚と本田がこの流れに乗るのか注目したい。
飯塚響は3月の桐生一般戦でデビュー初準優出を飾るなど実力上昇中。すでに2着は6本、3着は9本マークしている。今節が終わると90日間のF休みを控えているためスタートは無理できないが、いつ水神祭を飾っても不思議ではないだろう。
本田愛は昨年5月28日のデビューから1年が経過。前期にF2を切ったのが響いて満足に走れない時期もあったが、2年目の飛躍に期待したいところだ。
2日目は飯塚が9R2号艇、本田が1R4号艇と9R6号艇。9Rは2人そろっての登場になる。