レースリポート
今年V5の長嶋万記は5コースも大得意! 徳山オールレディース優勝戦
2023.05.21
モーニングの徳山オールレディース(5月17日~22日開催)は5日目が終了。22日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<徳山 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 小野 生奈(福岡) 今年1コース1着率80%
2号艇 川野 芽唯(福岡) 今年2コース1着率36%
3号艇 落合 直子(大阪) 今年3コース1着率29%
4号艇 今井 裕梨(群馬) 今年4コース1着率7%
5号艇 長嶋 万記(静岡) 今年5コース1着率33%
6号艇 平田さやか(東京) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
予選1位の今井裕梨が準優12Rで2着に敗れ、優勝戦は4号艇に。優勝戦のポールポジションは予選2位だった小野生奈(福岡34歳)【写真下】の手に渡った。
小野は今年3月に約1年1カ月間の長期欠場からカムバックしたが、復帰後イン戦は1・1・1・1・2・1・2・1・1・1着で10戦8勝のオール2連対というさすがの成績。今節もイン戦が3回あったが、初日12Rドリーム戦ではコンマ13、4日目1Rではコンマ12、5日目11R準優ではコンマ11といずれも的確なスタートを決めてきっちり逃げ切っている。優勝戦でも鉄壁の走りを見せるのみ。2021年9月大村ヴィーナスシリーズ以来の優勝となるか。
ただライバルたちも強力だ。2号艇の川野芽唯は今年2コースで14戦5勝の1着率36%という上々の成績。今節は1着5本をマークするなど好パワーに仕上げているだけに、2コースから差し切る力は十分だろう。
3号艇の落合直子は準優3号艇で1着を奪ったばかり。3コースまくりから道中接戦を制して今井を破った走りは圧巻だった。優勝戦でも果敢にまくりを仕掛けてくる可能性がありそうだ。
舟券のカギは5号艇の長嶋万記(静岡41歳)【冒頭の写真】だろう。今年5コースは15走して2・3・2・2・1・5・2・2・2・1・1・1・1・2・3着。1着5本(1着率33%)、2着7本(2連対率80%)、3着2本(3連対率93%)と驚異的な強さを見せており、現在5コース9走連続3連対中だ。黄色いカポックでいかに艇団を割ってくるのかが見どころになる。今年優勝5回は女子最多Vの長嶋万記、それらの優勝はすべて1、2コースからだったが、優勝戦の5コースからも新境地を開きそうだ。