レースリポート
野田部宏子が通算3回目優出 6枠も地元でデビュー初Vめざす 若松ヴィーナスシリーズ
2023.05.16
ナイターの若松ヴィーナスシリーズ(5月11日~16日開催)は5日目が終了。16日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<若松 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 三浦 永理(静岡) 優出138回目、優勝35回
2号艇 宇野 弥生(愛知) 優出104回目、優勝19回
3号艇 寺田 千恵(岡山) 優出336回目、優勝72回
4号艇 西橋 奈未(福井) 優出25回目、優勝4回
5号艇 小芦るり華(佐賀) 優出10回目、優勝1回
6号艇 野田部宏子(福岡) 優出3回目、優勝0回
※()内は支部
予選トップ通過の三浦永理(静岡40歳)【写真上】が準優で3周目に1着を奪ってポールポジションを獲得。昨年12月の三国男女ダブル戦以来となる優勝に王手をかけた。
ただ今節の三浦は3日目12Rでイン戦2着に敗れ、5日目11Rの準優でもすんなりのイン逃げとはならず、道中逆転での1着となっており、イン戦ではやや不安が残る。優勝戦ではきっちり逃げ切るのか注目だ。
宇野弥生は準優本番で2枠・小芦るり華とのピット離れ勝負を制してイン逃げを決め、デビュー通算1200勝の節目に到達。女子では16人目の記録となった。これが今年早くも7回目の優出。2月のびわこヴィーナスシリーズに続く今年2回目の優勝をめざす。
舟券のカギは6号艇の野田部宏子(福岡32歳)【冒頭の写真】か。準優で豪快な6コースまくり差しを見せて先行し、あわや3連単7万円券かと思われたが、3周1マークで三浦に逆転を許して2着に終わったものの優出切符を獲得。2019年3月の蒲郡一般戦と2022年5月の戸田オールレディースに続く通算3回目の優出を果たし、地元では初めての優勝戦進出となった。
今節の野田部は6・1・6・3・3・1・1・2着。2日目から5日目前半までコンマ08、09、09、02、04、07と驚異の6走連続ゼロ台スタートを決めるなど充実の走りを見せてきた。優勝戦でもどんな戦いを演じるのか目が離せない。
女子戦線では今年に入ってデビュー初Vが相次いでおり、1月の徳山オールレディースで小芦るり華、3月の下関ヴィーナスシリーズで高憧四季、5月の唐津オールレディースで山下夏鈴とすでに3人が初優勝をマークしている。この流れに野田部も乗りたいところだ。