レースリポート
来期A1級昇格の宇野弥生と小芦るり華が8R対決 若松ヴィーナス
2023.05.12
ナイターの若松ヴィーナスシリーズ(5月11日~16日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は4号艇の宇野弥生(愛知37歳)【冒頭の写真】が4コース差しで快勝。これで宇野は今年4コースで14戦10勝の1着率71%となっている。2着には6号艇の戸敷晃美(福岡)、3着には2号艇の寺田千恵(岡山)が入線。3連単4-6-2で1万2820円の39番人気決着となった。
さて華々しく開幕した若松ヴィーナスシリーズだが、2日目の注目カードには8Rを挙げたい。
<若松 2日目 8R エイトビート>
1号艇 宇野 弥生(愛知・A2級) 今年1コース1着率77%
2号艇 小芦るり華(佐賀・A2級) 今年2コース1着率33%
3号艇 後藤 美翼(東京・A2級) 今年3コース1着率9%
4号艇 野田部宏子(福岡・B1級) 今年4コース1着率0%
5号艇 篠木亜衣花(三重・B1級) 今年5コース1着率0%
6号艇 井上 遥妃(徳島・B2級) 今年6コース1着率0%
※()内は支部と現級
今節出場メンバーのなかには来期A1級に昇格することが決まっている選手が2人いる。宇野弥生と小芦るり華(佐賀25歳)【写真下】だ。その両者が2日目8Rで内枠に並んで直接対決する。
宇野は前期に9優出2Vの大活躍を演じて勝率6.75をマーク。4期ぶりのA1級復帰を決めた。充実した走りが続いている近況だ。宇野は今年インで22戦17勝の1着率77%という好成績を残しており、3月23日から負け知らずで現在イン7連勝中。この7走でトップスタートが実に6本と鋭い踏み込みを連発している。この2日目8Rでもイン速攻を見せるのか。
小芦は前期に自己ベストを大きく更新する勝率6.52をマーク。1月の徳山オールレディースでデビュー初Vを飾るなど次々に見せ場をつくり、A1級初昇格を決めた。小芦は今年2コースで21戦7勝(1着率33%)と白星を量産中。7勝の内訳は差しで4勝、まくりで3勝だ。自在の立ち回りで好走を連発しているだけに目が離せない。
宇野は初日2・1着、小芦は初日3・1着とともに上々のスタートを切った。今節のV争いをにぎわせそうな2人が直接対決でどんな勝負を演じるのか注目したい。