逆転の予選突破へ　平山智加が前回当地Fの1号艇で雪辱期す 浜名湖

　浜名湖での「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」（5月5日～10日開催）は3日目が終了した。3日目各レースの1着選手と団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R　清埜　翔子　2コース差し
2R　中　　亮太　3コースまくり差し
3R　中村　桃佳　2コース差し
4R　藤森　陸斗　1コース逃げ
5R☆西岡　育未　4コースまくり
6R☆川井　　萌　1コース逃げ
7R★原田　雄次　1コース逃げ
8R★高憧　四季　3コースまくり差し
9R☆宮田　龍馬　1コース逃げ
10R★高田ひかる 1コース逃げ
11R☆安河内　健 2コース差し
12R★鎌倉　　涼 3コース抜き
（※団体戦は5～12R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得）

　団体戦ポイントはレディースが11点（初日4点、2日目3点、3日目4点）、ルーキーズが12点（初日3点、2日目5点、3日目4点）に。3日目は両チームとも4点ずつを取り合い、ルーキーズが1点リードを守っている。

　さてシリーズは前半戦が終了し、迎える4日目は個人戦の予選最終日。準優進出をかけた勝負駆けの一日だ。なお準優に進めるのはレディース・ルーキーズそれぞれの予選上位6人ずつ（計12人）となっている。

　3日目終了時点でのレディース予選上位は、1位が鎌倉涼（大阪）、2位が高田ひかる（三重）【写真上】、3位が倉持莉々（東京）、4位が平川香織（埼玉）、5位が中村桃佳（香川）、6位が平高奈菜（香川）だ。鎌倉が2･2･1･1着で首位を快走し、高田が5･1･1･1着と3連勝で猛追する展開となってきた。

　そして4日目に逆転の予選突破を狙うのが平山智加（香川）【冒頭の写真】だ。今節ここまで3･3･5･3着でレディース予選8位。4日目は1R2号艇と10R1号艇の内枠2回走りとなっており、もし連勝なら得点率を7.17まで伸ばして準優出へチャンスが出てくる計算だ。

　平山にとって大きなカギになるのは、この4日目10Rの"1号艇"だろう。平山は当地前走となる今年1月の浜名湖一般戦で予選3位通過の活躍を見せるも、準優でインからフライング。このことも影響してか、今節初日の12Rドリーム戦ではインからコンマ29の6番手スタートと後手を踏んで3着に敗れている。4日目10Rではきっちりスタートを決めて逃げ切りたい。

　平山はレディースVSルーキーズバトルに過去2回出場しているが、2020年5月の地元丸亀大会ではレディース予選7位の次点、2022年5月の児島大会ではレディース予選10位でいずれも準優出を逃している。今度こそ雪辱の予選突破なるか。