近況絶好調の平川香織がレディースチームの急先鋒に　浜名湖

　浜名湖での「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」（5月5日～10日開催）は2日目が終了した。2日目各レースの1着選手と団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R　高田ひかる　2コースまくり
2R　荒牧　凪沙　1コース逃げ
3R　平川　香織　1コース逃げ
4R　石原　　翼　1コース逃げ
5R☆西丸侑太朗　4コース差し
6R★塩崎　桐加　6コースまくり差し
7R★末永　和也　4コースまくり
8R☆中　　亮太　2コース差し
9R☆高田ひかる　3コース抜き
10R★平川　香織 4コースまくり差し
11R☆鎌倉　　涼 1コース逃げ
12R☆石原　　翼 4コース差し
（※団体戦は5～12R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得）

　団体戦ポイントはレディースが7点（初日4点、2日目3点）、ルーキーズが8点（初日3点、2日目5点）に。ルーキーズが逆転して1点リードを奪っている。

　レディースで2日目活躍が光ったのは平川香織(埼玉22歳)【冒頭の写真】だ。3Rではインからコンマ07のトップスタートで逃げ切り、10Rでは4コースまくり差しでインの定松勇樹を破って3連単6万5340円の高配当を提供。ここまで1･4･1･1着でレディース予選2位につけている。

　平川が今節手にしたモーター20号機は、前節のGWレースで金子萌が乗って節間オール3連対で優出2着に入った注目機。節間10走で6本の展示1番時計を出すなど快速ぶりが目を引いたモーターだ。今節もその前評判どおりの好パワーを見せている。

　平川は前々節の住之江オールレディースでデビュー初優出（3着）を果たす活躍。また前節の常滑一般戦でも初日に6コースまくり差しで3連単10万8430円の超高配当を出したり、2日目に遠藤エミとの道中競り合いを制して1着を奪ったりと大暴れ。4月末に締め切った来期勝率は5.54をマークしてA2級初昇格を決めるなど近況勢いに乗っている。22歳の新星が今節はレディースチームを引っ張る存在になるのか。

　平川を抑えてレディース予選トップに立ったのは鎌倉涼(大阪34歳)【写真上】だ。2日目11Rでイン逃げを決めるなど、ここまで2･2･1着の活躍を見せている。

　鎌倉はレディースVSルーキーズバトル出場が3回目。昨年2月の尼崎大会ではレディース予選4位で準優出し、今年2月の芦屋大会ではレディース予選2位通過で優勝戦1号艇（2着）に乗るなどいずれも活躍を見せたが、2大会とも団体戦では敗れる悔しい結果だった。今回はレディースチームを勝利へと導きたい。