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レースリポート

(C)BOATRACE 倉持莉々

ボートレース レディースVSルーキーズバトル 10大会を振り返りつつ展望 浜名湖

2023.05.06

ボートレース浜名湖では「第11回 ボートレース レディースVSルーキーズバトル」が開催されている。きょう6日が2日目だ。

レディース(女子)24名とルーキーズ(登録6年未満の男子)24名が相まみえる大会の「団体戦」は男女3名ずつが着順点を競い合う。その得点は以下のとおりとなっている。

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レースごとに得点合計の高いチームに「団体ポイント」が加算されるきまりだが、最終日の特別選抜戦や優勝戦は加算点数が大きいため、一発逆転が可能となっている。

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こうしてみると、個人優勝を果たせば団体優勝もついてくる…ように感じられるが、実は違う。過去の結果は次のとおりだ。

第1回(2018年12月17日 三国) 団体戦優勝:男子 個人優勝:上條暢嵩
第2回(2019年2月16日 江戸川) 団体戦優勝:男子 個人優勝:澤崎雄哉
第3回(2019年6月13日 びわこ) 団体戦優勝:女子 個人優勝:吉川貴仁
第4回(2020年 2月9日 津)  団体戦優勝:男子 個人優勝:松尾拓
第5回(2020年5月11日 丸亀) 団体戦優勝:女子 個人優勝:平高奈菜
第6回(2021年2月8日 常滑) 団体戦優勝:女子 個人優勝:畑田汰一
第7回(2021年5月10日 宮島) 団体戦優勝:女子 個人優勝:吉川貴仁
第8回(2022年2月3日 尼崎) 団体戦優勝:男子 個人優勝:井上忠政
第9回(2022年5月10日 児島) 団体戦優勝:女子 個人優勝:新開 航
第10回(2023年2月2日 芦屋) 団体戦優勝:男子 個人優勝:砂長知輝

これまで女子レーサーの個人戦優勝は第5回大会(丸亀)の平高奈菜のみ。しかしながら、団体戦は男子女子ともに5勝ずつで五分なのだ。テレビのクイズ番組のように単純ではない。

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ちなみに、初日4ポイントを挙げリードした女子のけん引役は、土屋実沙希・清埜翔子・中村桃佳・倉持莉々の4名。
とりわけ、評判の38号機を引きドリーム戦で勝利(まくり差し)した倉持莉々(東京支部29歳)【冒頭の写真】の存在感が際立っている。
2023年前期(2022年5月1日~11月30日)適用勝率女子ナンバーワンレーサーは、「最近あまり調子が上がっていない」というが、このシリーズで一気に上昇気流に乗っていく可能性が高い。注目筆頭格だ。

倉持の2日目は1R6枠と11R2枠の2走。前半1Rでは大外から舟足を伸ばし、あわやまくるかという勢いから高田ひかるの2コース先まくりを見て、まくり差しにチェンジして2着。2日目も好仕上がりだ。

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