倉持莉々＆38号機のコンビがドリーム快勝　浜名湖レディースVSルーキーズバトル

　浜名湖で「第11回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」（5月5日～10日開催）が開幕した。初日各レースの1着選手と団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R　平川　香織　2コース抜き
2R　藤森　陸斗　5コースまくり差し
3R　渡邉真奈美　1コース逃げ
4R　小坂　風太　1コース抜き
5R☆原田　雄次　4コースまくり
6R　加藤　優弥　1コース逃げ
7R★土屋実沙希　3コース差し
8R☆小坂　風太　3コース抜き
9R★清埜　翔子　1コース逃げ
10R☆安河内　健 1コース逃げ
11R★中村　桃佳 1コース逃げ
12R★倉持　莉々 3コースまくり差し
（※団体戦は5～12R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得）

　初日の団体戦ポイントはレディースが4点、ルーキーズが3点という結果に。レディースが1歩リードを奪った。

　なお6Rでは加藤優弥と高憧四季が待機行動違反のため減点7。団体戦のルールには「両チームに待機行動違反をした選手がいる場合、当該レースにおけるポイントは付与しない」という規定があるため、6Rは両チームとも0点となっている。

　12Rのドリーム戦では倉持莉々(東京29歳)【冒頭の写真】が魅せた。インの平山智加と2コースの平高奈菜の対決に注目が集まったが、倉持がその両者の間を鮮やかに突き抜ける3コースまくり差しで1着。勝ちタイムの1分49秒0は初日の最速ラップだった。

　倉持が今節手にしたモーターは38号機。浜名湖の現モーターは4月15日に使用開始されたばかりで素性はまだはっきりしないものの、この38号機は前節のGWレースで庄司孝輔が乗って優出4着に入る活躍。節間10走で8本の展示1番時計を出す快速パワーを見せていた注目モーターだ。今節も初日から見せ場をつくっただけに、倉持＆38号機のコンビがV争いを引っ張る可能性が十分だろう。

　倉持は2日目は1R6号艇と11R2号艇で登場。11Rは1号艇の鎌倉涼(大阪34歳)【写真上】との対戦になる。鎌倉が今節手にしたモーター52号機は、前節のGWレースで深谷知博が乗って1･2･1･1･4･2･1･2･1･1着で優勝したモーター。夫から受け継いだ前節Vモーターで鎌倉がどんな走りを見せるのかも楽しみだ。