第11回レディースVSルーキーズバトルが浜名湖で開幕　倉持莉々が好モーター

　男女対抗戦の企画レース「第11回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」が5月5日～10日に浜名湖で開催される。女子レーサー24人と男子若手レーサー24人が登場。個人で優勝を争うのはもちろん(個人優勝105万円)、レディースチームとルーキーズチームに分かれて団体戦でも優勝を争う(団体優勝のチームに1人当たり10万円)。

　レディースVSルーキーズバトルは2018年からスタートし、これまで10回行われてきた。

【レディースVSルーキーズバトル 全大会成績】
・2018年12月 三国　　レディース●30-31○ルーキーズ　個人優勝：上條暢嵩
・2019年2月　江戸川　レディース●23-46○ルーキーズ　個人優勝：澤崎雄哉
・2019年6月　びわこ　レディース○39-29●ルーキーズ　個人優勝：吉川貴仁
・2020年2月　津　　　レディース●32-36○ルーキーズ　個人優勝：松尾 拓
・2020年5月　丸亀　　レディース○45-24●ルーキーズ　個人優勝：平高奈菜
・2021年2月　常滑　　レディース〇47-22●ルーキーズ　個人優勝：畑田汰一
・2021年5月　宮島　　レディース〇35-32●ルーキーズ　個人優勝：吉川貴仁
・2022年2月　尼崎　　レディース●31-38〇ルーキーズ　個人優勝：井上忠政
・2022年5月　児島　　レディース○43-26●ルーキーズ　個人優勝：新開 航
・2023年2月　芦屋　　レディース●29-40〇ルーキーズ　個人優勝：砂長知輝

　団体戦はレディース5勝、ルーキーズ5勝とまったくの五分。しかし個人戦ではレディースが1勝、ルーキーズが9勝となっており男子が圧倒している状態だ。

　さて今回の出場メンバーだが、レディースはA1級から今井裕梨（群馬）、原田佑実（大阪）、平山智加（香川）、平高奈菜（香川）、鎌倉涼（大阪）、高田ひかる（三重）、中村桃佳（香川）、倉持莉々（東京）が参戦。今月末に芦屋で行われるSGボートレースオールスター出場を控える選手が5人もいる超強力メンバーがそろった。2年連続オールスター出場の倉持莉々(東京29歳)【冒頭の写真】が前検日に好抽選。初おろしの前々節に水原慎で快速、また前節は庄司孝輔がこちらも快速で優出4着だった好モーター。前検タイムも清埜翔子、高田ひかるに次ぐ3番時計をマークした。また、平山智加(香川37歳)【写真下】は前走地の5月1日丸亀で節一級の足に仕上げて今年初Vを飾ったばかりだ。

　対するルーキーズはA1級から安河内健（佐賀）、中亮太（福岡）、末永和也（佐賀）、定松勇樹（佐賀）が登場。こちらもオールスターに出場する佐賀勢3人を擁する充実の布陣となっている。

　なお初日12Rのドリーム戦は、1号艇・平山智加、2号艇・平高奈菜、3号艇・倉持莉々、4号艇・中亮太、5号艇・定松勇樹、6号艇・末永和也で争われる。レディースチームは内枠で戦うだけに確実にポイントを取りたいところだ。