レースリポート
高田ひかるが鳴門オールレディース優勝 この15号機などが今後の注目モーター
2023.04.27
モーニングの鳴門オールレディース(4月22日~27日開催)が27日、終了した。優勝戦は1号艇の高田ひかる(三重28歳)【写真3枚】が快勝。インからコンマ11の好スタートで逃げ切った。2着には3号艇の岸恵子(徳島)、3着には4号艇の三浦永理(静岡)が入り、3連単1-3-4で1390円の5番人気決着となっている。
勝った高田は昨年10月の丸亀ヴィーナスシリーズ以来となる約6カ月ぶりの優勝で通算7V。鳴門では2020年11月の男女ダブル戦と昨年7月の一般戦に続く3回目の優勝となった。
さて激闘の幕を閉じた鳴門オールレディースだが、この6日間を振り返って印象的だったのはモーターのパワー差だ。鳴門の現モーターは4月1日に使用開始されたばかりで今節が3節目。まだ素性がはっきりしないなかでの戦いだったが、抜きん出たパワーを披露するモーターがいくつか見られた。
その代表格は垣内清美が乗ったモーター60号機だろう。5コースまくり差し、3コースまくり、3コース差し、1コース抜きで節間4勝をマークする大暴れ。このモーターは前回乗った浜先真範も1・2・2・2・F・1・2着の快走を見せており、現時点では鳴門のエース機候補筆頭といえるかもしれない。
谷川里江のモーター52号機も今後楽しみだ。このモーターは前回乗った中田元泰が6・3・1・1・1・1・1着で優勝して注目を集めていたが、谷川も4コースまくり、3コース差し、3コースまくりで3勝を挙げるなど前評判どおりの好パワーを披露した。
そのほかでは高田ひかるが優勝したモーター15号機はもちろん、三浦永理が節間オール3連対で優出3着に入ったモーター50号機、今井裕梨が展示1番時計を6本出したモーター38号機、加藤綾が2着4本としぶとい走りを見せたモーター18号機なども今後注目だろう。
鳴門ではこのあとも5月に男女ダブル戦、6月にG3ウエスタンヤング、8月にヴィーナスシリーズなど楽しみなレースが目白押し。今節良かったモーターが今後どんな動きを見せるのか、毎節追ってみたいところだ。