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田口節子が優勝戦2号艇で今年2コース初白星狙う 鳴門オールレディース

2023.04.26

 モーニングの鳴門オールレディース(4月22日~27日開催)は26日、5日目が終了。27日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<鳴門 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 高田ひかる(三重) 今年1コース1着率77%
2号艇 田口 節子(岡山) 今年2コース1着率0%
3号艇 岸  恵子(徳島) 今年3コース1着率15%
4号艇 三浦 永理(静岡) 今年4コース1着率14%
5号艇 海野ゆかり(広島) 今年5コース1着率8%
6号艇 岩崎 芳美(徳島) 今年6コース1着率0%
※()内は支部

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 予選トップ通過の高田ひかる(三重28歳)【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得した。高田は今年インで22戦17勝の1着率77%という好成績。昨年1年間のイン1着率が58%(66戦38勝)だったことと比べると、飛躍的に安定感が増している近況だ。

 高田はこれまで優勝戦1号艇の経験が7回あり、1・1・2・1・5・1・4着で7戦4勝とやや苦戦気味。昨年11月に鳴門でのG2レディースチャレンジカップ優勝戦でイン戦4着に敗れたのも記憶に新しいところだ。しかし今の高田ならインから勝ち切る力は十分。イン速攻を見せるか。

 気になるデータが出ているのは2号艇の田口節子【冒頭の写真】だ。今年2コースは意外にも10戦0勝。2着3本、3着2本で3連対率50%と苦戦が目立つ。

 田口といえば女子屈指の2コース巧者だった。優勝戦2号艇で勝った経験も実に13回を数える。昨年のクイーンズクライマックス優勝戦での2コース差し、一昨年のクイーンズクライマックス優勝戦での2コースまくりなど、大一番で何度も黒いカポックで勝ち切ってきた選手だ。ここで今年2コース初勝利を挙げて優勝をつかみとるのか。

 ちなみに1号艇・高田、2号艇・田口、3号艇・岸という組み合わせは、初日12Rのドリーム戦とまったく同じ。あのときは岸が3コースからまくりを狙い、高田がそれを受け止めながらインから逃げ、田口は2コースから差し遅れたが3周2マークで岸に競り勝ち2着という展開で、3連単1-2-3の決着だった。果たして5日ぶりの再戦はどんな展開となるのか。

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