レースリポート
守屋美穂が勝負駆け! 予選24位から逆転狙う 鳴門オールレディース
2023.04.24
モーニングの鳴門オールレディース(4月22日~27日開催)は24日、3日目が終了した。予選首位争いは今井裕梨(群馬)と田口節子(岡山)が得点率8.80で並走。予選3位には得点率8.67の高田ひかる(三重)がつけている。
さて予選最終日を迎えるシリーズ4日目だが、準優勝負駆けの注目カードには9Rを挙げたい。
<鳴門 4日目 9R 予選>
1号艇 西村美智子(香川) 予選31位
2号艇 中村かなえ(東京) 予選15位
3号艇 谷川 里江(愛知) 予選13位
4号艇 渡邉真奈美(東京) 予選16位
5号艇 守屋 美穂(岡山) 予選24位
6号艇 角 ひとみ(広島) 予選37位
※()内は支部
守屋美穂【冒頭の写真】が5・4・5・1・3着で予選24位とまさかの苦戦。予選落ちのピンチを迎えるなか、4日目は1R1号艇と9R5号艇で登場する。現在5走27点の得点率5.40となっており、準優ボーダー目安の6.00に到達するには4日目2走で15点以上が必要。仮に1R1号艇で1着を奪ったとすると、9Rは3着条件の勝負駆けになる。
守屋は今年5コースで10走して1着率10%、3連対率60%という成績。女子レースに限れば今年5コースで4走して3・3・2・3着と一度も3連対から外れていない。鳴門といえば5コース1着率が全国屈指の高さを誇る水面としても有名。守屋が黄色いカポックで底力を見せる可能性は十分だろう。
展開のカギを握ってきそうなのは3号艇の谷川里江【写真上】だ。今年3コースで12戦6勝の1着率50%という強さ。まくりで3勝、抜きで2勝、差し1勝と3コースから白星を量産している。
谷川は今節ここまで1・2・2・3・5着で予選13位。手にしたモーター52号機は前節の一般戦(新モーター初おろしの節)で、中田元泰が優勝した注目機で、谷川は初日に4コースまくりを決めるなど前評判どおりの好パワーを見せている。この4日目9Rでも攻め手になってきそうな存在だ。