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大山千広が2節連続”優勝戦3号艇V”めざす 平和島ヴィーナスシリーズ

2023.04.20

 平和島ヴィーナスシリーズ(4月15日~20日開催)は5日目が終了。20日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<平和島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 廣中 智紗衣(東京) 優出47回目、優勝7回
2号艇 細川  裕子(愛知) 優出116回目、優勝12回
3号艇 大山  千広(福岡) 優出62回目、優勝18回
4号艇 浜田 亜理沙(埼玉) 優出47回目、優勝7回
5号艇 金田  幸子(岡山) 優出97回目、優勝14回
6号艇 平田 さやか(東京) 優出40回目、優勝2回
 ※()内は支部

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 予選トップ通過の廣中智紗衣【写真上】が準優をイン逃げで制してポールポジションを獲得した。廣中は今年インで11戦3勝(今節開幕時点)の1着率27%と近況苦戦が続いていたが、今節はここまで3回のイン戦をすべて快勝。見違えるような内容を見せてきた。優勝戦でもイン速攻を決めるのか注目だ。廣中はもし優勝となれば昨年2月の平和島ヴィーナスシリーズ以来。相性の良いこの大会を再び制して約1年2カ月ぶりの優勝となるか。

 しかし何が起こるかわからないのがイン受難水面・平和島の優勝戦だ。前々節は里岡右貴が5コースまくり差しを決めて3連単3万円台、前節は佐藤翼が4コース差しを決めて3連単1万円台の高配当決着になっている。今節も波乱の結末が待っているのか。

 カギを握るのは3号艇の大山千広(福岡27歳)【冒頭の写真】だろう。今期3コースは10戦4勝で1着率40%。さすがの成績を残している。しかも大山は前節の徳山一般戦で優勝戦3号艇で栄冠を手にしたばかり。3コースまくりから道中、今村暢孝との大接戦を制して赤いカポックでVゴールを駆け抜けている。2節連続の"優勝戦3号艇V"を虎視眈々(たんたん)と狙っているだろう。

 大山にとって平和島はこれまで4節走って優出ゼロと相性いまひとつの水面だったが、今節は貫禄の走りを見せて当地初優出をマーク。これで優出歴のある水面は23場に増え、残すは三国だけとなった。今節の大山はここまで9走で展示1番時計7本と舟足軽快。3コースから攻め切るパワーは十分にあるだけに目が離せない。

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