【BOATRACE】全国的に”12R”が連日荒れ模様　住之江は深尾巴恵らに高配当期待

　ナイターの住之江オールレディース（4月1日～6日開催）は3日目が終了した。長嶋万記（静岡）が1･1･1･3･1着で予選首位を快走。予選2位に平川香織（埼玉）、予選3位に三浦永理（静岡）がつけている。

　なお4月3日は全国11場でレースが開催されたが、そのうち実に8場で「12R」が3連単万舟券決着に。非常に珍しい一日となった。

　ちなみに4月2日は11場開催で12Rの3連単万舟券が5本、4月1日は9場開催で12Rの3連単万舟券が3本と、ここ数日は全国的に12Rが荒れ模様。4月に入ってからの3日間で12Rは全国で計31レース行われ、3連単万舟券がなんと16本を数える。割合にすると52％だ。

　通常は12Rの3連単万舟券出現率は10％台というのが相場。3月は12R計388レースで3連単万舟券52本（13％）、2月は12R計352レースで3連単万舟券48本（14％）だった。これと比べると4月に入ってからの荒れ具合はかなりのものだ。

　今節の住之江オールレディースも2日目12Rは浜田亜理沙の2コース差しで3連単4万3850円、3日目12Rは長嶋万記の2コース差しで3連単1万1850円と連日高配当になっている。この流れが4日目も続くのか。

　4日目12Rのメンバーは内枠から順に五反田忍、安達美帆、大瀧明日香、黄金井裕子(埼玉39歳)【写真上】、門田栞、深尾巴恵(群馬30歳)【冒頭の写真】だ。A2級の五反田と大瀧が人気を背負いそうだが果たしてどうか。

　2号艇の安達は今期2コースで2勝しているだけに侮れないところ。4号艇の黄金井は昨年11月の戸田戦で4コースまくりを決めて3連単1万円台、今年1月の徳山戦では3号艇だったが、3コースまくりを決めて3連単3万円台と今期2本の高配当実績がある。6号艇の深尾は前節の下関戦で5コースまくりを決めて3連単16万円台の超大穴を出したばかりだ。130期ルーキーの門田(3日目F)が連絡みして配当を跳ね上げるというパターンも考えられる。

　4日目の住之江は11Rで予選ラウンドが終了となるが、12Rの一般戦も注目してみたいところだ。