レースリポート
田口節子が児島Vで女子賞金ランク8位に 寺田千恵は生涯10億円到達
2023.03.31
児島ヴィーナスシリーズ(3月26日~31日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の田口節子(岡山)【冒頭の写真左】が快勝。インからコンマ12の好スタートで逃げ切った。2着には3号艇の寺田千恵(岡山)【冒頭の写真右】が入って地元岡山支部のワンツー。3着には孫崎百世(滋賀)が入り、3連単1-3-4で1740円の8番人気決着となっている。
勝った田口は昨年12月の住之江クイーンズクライマックス以来となる優勝で通算69V。児島では6回目の優勝となっている。
【2023年女子賞金ランキング】(3月31日、20時現在)
1位 長嶋 万記 14,919,000円
2位 遠藤 エミ 11,130,000円
3位 渡邉 優美 10,661,000円
4位 守屋 美穂 10,134,000円
5位 西橋 奈未 9,516,000円
6位 堀之内紀代子 9,454,000円
7位 宇野 弥生 9,185,000円
8位 田口 節子 9,137,000円 (児島優勝戦1着)
9位 寺田 千恵 9,083,000円 (児島優勝戦2着)
10位 小芦 るり華 9,073,000円
11位 浜田 亜理沙 8,754,000円
12位 高田 ひかる 8,630,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 日高 逸子 8,502,000円
14位 倉持 莉々 8,422,000円
15位 中村 桃佳 8,359,000円
16位 中谷 朋子 7,576,000円
17位 川野 芽唯 7,508,000円
18位 藤原 菜希 7,504,000円
19位 細川 裕子 7,466,000円
20位 西岡 成美 7,390,000円
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29位 平高 奈菜 5,856,000円 (児島優勝戦5着)
31位 金田 幸子 5,789,000円 (児島優勝戦4着)
44位 佐々木 裕美 5,176,000円 (児島優勝戦6着)
76位 孫崎 百世 4,159,000円 (児島優勝戦3着)
田口はこの優勝で賞金98万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは前日14位から8位まで上昇した。今年の田口は1月16日~2月14日まで30日間のF休みがあったため賞金女王戦線で大きく後れを取っていたが、復帰してから2月の蒲郡レディースオールスターで優出2着、3月の福岡オールレディースで優出3着、3月の児島ヴィーナスシリーズで優勝と、F休み明け後4節走って3優出1Vの猛反撃。賞金は早くもベスト12圏内に入ってきた。昨年・一昨年とクイーンズクライマックス2連覇の偉業を成し遂げた田口が、今年もやはりマネーバトルの主役となってきそうだ。
また優勝戦2着に入った寺田は賞金72万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは前日13位から9位まで上がってきた。
そして寺田は生涯獲得賞金が10億円を突破。1989年11月のデビューから約33年5カ月で大台到達となった。女子レーサーの10億円突破は日高逸子、山川美由紀に続いて3人目となっている。
【生涯獲得賞金 女子ベスト10】(3月31日、20時現在)
1位 日高 逸子(福岡56期)1,094,174,350円
2位 山川美由紀(香川57期)1,073,446,715円
3位 寺田 千恵(岡山65期)1,000,597,958円
4位 谷川 里江(愛知60期) 844,112,848円
5位 海野ゆかり(広島71期) 785,654,552円
6位 角 ひとみ(広島61期) 771,077,005円
7位※鵜飼菜穂子(愛知48期) 732,298,248円
8位 渡辺 千草(東京55期) 670,351,198円
9位 高橋 淳美(大阪60期) 654,681,859円
10位 田口 節子(岡山85期) 634,060,640円
(※は引退)