レースリポート
1号艇・田口節子が三度目の正直で児島ヴィーナス初優勝へ
2023.03.30
児島ヴィーナスシリーズ(3月26日~31日開催)は30日に5日目が終了。31日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<児島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 田口 節子(岡山) 優出224回目、優勝68回
2号艇 佐々木裕美(山口) 優出85回目、優勝10回
3号艇 寺田 千恵(岡山) 優出334回目、優勝72回
4号艇 孫崎 百世(滋賀) 優出4回目、優勝0回
5号艇 金田 幸子(岡山) 優出96回目、優勝14回
6号艇 平高 奈菜(香川) 優出133回目、優勝33回
※()内は支部
予選トップ通過の土屋南が準優12Rでイン逃げを決めたが、不良航法のため無念の賞典除外に。準優12Rで3着だった今期F2の平高奈菜が繰り上がりで優勝戦6号艇に座る。
ポールポジションを手にしたのは田口節子【冒頭の写真】だ。2・3・3・3・2・1・1・2・3・1着のオール3連対で勝ち上がり、昨年12月の住之江クイーンズクライマックス以来となる優勝に王手がかかった。
田口はこれで児島ヴィーナスシリーズは3大会連続の優勝戦1号艇だ。前々回(2021年3月)は守屋美穂の2コース差しに屈してイン戦2着に終わり、前回(2022年1月)は土屋南の3コースまくりを浴びてイン戦6着に敗れている。今度こそ勝ち切って地元ヴィーナスシリーズ初Vを飾りたいところ。三度目の正直なるか。田口は近年、児島でのオールレディースは2020年と2021年に優勝しているが、ヴィーナスシリーズでの優勝はなかった。
2号艇は佐々木裕美【写真上】。田口と佐々木の85期コンビが内枠で激突することになった。2人が1・2号艇に並ぶのは2020年7月の丸亀ヴィーナスシリーズの2日目12Rドリーム戦以来で約2年8カ月ぶりのことだ。その時は5号艇にいた倉持莉々がまくり差して1着。1号艇の田口が2着、2号艇の佐々木は4着という結果だった。
その佐々木は今期2コースで13戦5勝の1着率38%と好調。今節は2日目7Rで2コースまくり、5日目10R準優で2コース差しを決めており2号艇は2戦2勝だ。昨年3月の津オールレディース以来となる優勝へチャンス十分だろう。