レースリポート
チルト3度で勝負か 堀之内紀代子が初日ドリーム6号艇 児島ヴィーナス
2023.03.25
児島ヴィーナスシリーズ(3月26日~31日開催)が26日に開幕する。A1勢からは寺田千恵(岡山)、堀之内紀代子(岡山)、田口節子(岡山)、金田幸子(岡山)、平高奈菜(香川)、藤原菜希(東京)、中村桃佳(香川)が参戦。そのほかにも小芦るり華(佐賀)、土屋南(岡山)、西岡成美(徳島)など楽しみなメンバーが登場する。
初日のメインカードは12Rの「ヴィーナスドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<児島 初日 12R ヴィーナスドリーム>
1号艇 田口 節子(岡山) 今期1コース1着率83%
2号艇 平高 奈菜(香川) 今期2コース1着率25%
3号艇 小芦 るり華(佐賀) 今期3コース1着率24%
4号艇 土屋 南(岡山) 今期4コース1着率7%
5号艇 西岡 成美(徳島) 今期5コース1着率17%
6号艇 堀之内紀代子(岡山) 今期6コース1着率24%
※()内は支部
レースのカギを握るのはなんといっても6号艇の堀之内紀代子【冒頭の写真】だろう。大外枠でどんな作戦を立ててくるのか注目だ。
堀之内は昨年10月に児島オールレディースを走り、そのときは節間11走のうち8走でチルト2度や3度を使用。その8走の成績は1・5・3・1・3・1・1・4着で、まくりを4本決めるなど強烈な伸び足に仕上げていた。準優でチルト3度を使って6コースまくりを決め、インの寺田千恵らを破って優出したのも記憶に新しいだろう。児島水面で伸び足を仕上げる術は心得ている印象なだけに、今節も初日からチルトを跳ねて大暴れする可能性十分だ。
迎え撃つ1号艇は田口節子【写真上】。イン田口vsアウト堀之内という対戦は最近半年間で2回あり、1回目は堀之内が6コースからまくり切ったが、2回目は田口がインから逃げ切っている。1勝1敗で迎える第3ラウンド。勝敗はどちらに転んでもおかしくない。なお、平高奈菜は今期F2。