レースリポート
修正能力高くイン戦で連敗なしの大山千広が雪辱へ 蒲郡オールレディース
2023.03.23
ナイターの蒲郡オールレディース(3月20日~25日開催)は22日、3日目が終了した。長嶋万記(静岡)が2・1・2・1・2・3着のオール3連対で予選首位をキープ。予選2位に永井聖美(東京)、予選3位に中里優子(埼玉)がつけている。
さてシリーズ4日目を迎える蒲郡オールレディース。予選ラウンドは9Rで終了となるが、12Rにも楽しみなカードが組まれている。ファン投票上位6人による「勝ガマ投票選抜」だ。
<蒲郡 4日目 12R 勝ガマ投票選抜>
1号艇 大山 千広(福岡) 今期1コース1着率71%
2号艇 長嶋 万記(静岡) 今期2コース1着率39%
3号艇 宇野 弥生(愛知) 今期3コース1着率20%
4号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今期4コース1着率13%
5号艇 日高 逸子(福岡) 今期5コース1着率6%
6号艇 松本 晶恵(群馬) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
なお当初はファン投票3位の松本晶恵が3号艇に入る予定だったが、2日目にFを切った影響で6号艇に変更されている。
1号艇で登場するのは大山千広(福岡27歳)【冒頭の写真】だ。今節2日目12Rでまさかのイン戦5着に敗れて3連単4万円台の高配当を献上しており、雪辱を期しての1号艇になる。
これまでこういう場面できっちりと雪辱を果たしてきたのが大山という選手だ。大山がイン戦で2連敗したのは、約1年7カ月も前の芦屋ヴィーナスシリーズ(2021年8月)が最後。それ以降はイン戦で57走して46勝11敗(1着率81%)という成績だが、2連敗は1度も喫していない。修正能力の高さが大山の持ち味のひとつといってもいいだろう。この4日目12Rでどんな走りを見せるのか注目だ。
対抗1番手は2号艇の長嶋万記だ。今期2コースは13戦5勝で1着率39%と好調。前節の三国一般戦では優勝戦で2コース差しを決めて栄冠をつかむなど、黒いカポックでの鋭い差しハンドルがさえわたっている近況だ。
侮れないのは4号艇の浜田亜理沙(埼玉35歳)【写真上】か。4コースは現在9走連続で3連対中という安定ぶり。今節3日目11Rでは4コースからコンマ05のトップスタートでまくりを決めて、3連単2万円台の高配当を提供している。青いカポックで連日の大穴提供となるか。