レースリポート
展示好タイム連発の赤井睦や若狭奈美子らに注目! 下関ヴィーナスシリーズ
2023.03.16
ナイターの下関ヴィーナスシリーズ(3月13日~18日開催)は、15日に3日目が終了した。落合直子(大阪)が1・2・1・2・1着のオール2連対で予選首位を快走。予選2位に堀之内紀代子(岡山)、予選3位に高憧四季(大阪)がつけている。
さて新モーター・新ボートで開催されている今節。3日目を終えて各選手の機力が徐々に見えてきた。データ的に舟足の目安になるのは展示タイムだが、今節の平均展示順位ベスト10は以下のとおりとなっている。
1位 堀之内紀代子 1.00 (予選2位)
1位 赤井 睦 1.00 (予選17位)
3位 若狭 奈美子 1.20 (予選29位)
4位 平高 奈菜 1.50 (賞典除外)
5位 片岡 恵里 1.60 (予選19位)
5位 西岡 成美 1.60 (予選15位)
7位 栢場 優子 1.80 (予選21位)
8位 野田 なづき 2.00 (予選36位)
9位 中村 かなえ 2.17 (予選13位)
10位 西橋 奈未 2.20 (予選8位)
堀之内紀代子がチルト3度(2走目の1枠時だけ0.5度)を駆使して5走オール展示1番時計の快速ぶり。前節の唐津一般戦に続く2節連続Vに向けて、軽快な走りを連発している。
もう1人、オール展示1番時計なのは赤井睦(岡山出身、徳島支部33歳)【冒頭の写真】だ。3・2・6・1着で予選17位につけ、4走すべて展示トップタイムをマーク。2番時計の選手に、展示でコンマ07の大差をつけたレースが2回あるなど快速パワーが光っている。4日目は5R4号艇と9R5号艇で予選突破に向けて勝負駆け。2021年3月の鳴門一般戦以来となる約2年ぶりの準優出をめざす。
若狭奈美子(岡山34歳)【写真上】は5走で4本の展示1番時計をマーク。ここまで4・2・6・5・5着で予選29位と結果に結びついていないが、シリーズ後半戦で巻き返してくる可能性が十分だろう。4日目は3R2号艇と8R4号艇で登場だ。
地元の片岡恵里も5走で4本の展示1番時計をマーク。1・3・4・3・4着で予選19位につけ、4日目は1R3号艇で準優への勝負駆けに臨む。片岡の後半10Rは予選終了後のレースだが、2号艇なのでこちらも注目したい。片岡の今年2コースは9戦3勝で1着率33%の好成績だ。