レースリポート
イン1着率91%の川野芽唯が逃げ切りめざすが優勝戦は荒れる福岡!? オールレディース
2023.03.11
福岡オールレディース(3月7日~12日開催)は11日に5日目が終了。12日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<福岡 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 川野 芽唯(福岡) 今期1コース1着率91%
2号艇 渡邉 優美(福岡) 今期2コース1着率24%
3号艇 犬童 千秋(福岡) 今期3コース1着率25%
4号艇 香川 素子(滋賀) 今期4コース1着率9%
5号艇 田口 節子(岡山) 今期5コース1着率17%
6号艇 水口 由紀(滋賀) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の川野芽唯【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得した。川野は今期インで23戦21勝の1着率91%という抜群の成績。いま女子で最もイン戦信頼度の高い選手の1人だ。優勝戦でも他を寄せ付けず逃げ切るか。
しかし舞台は福岡。何が起きても不思議ではないイン受難水面だ。福岡で今年行われた優勝戦の結果は以下のとおり。
1月8日 渡邉 優美 3コース抜き
1月20日 長田 頼宗 3コース抜き
1月30日 渡辺 浩司 1コース逃げ
2月9日 山田 康二 1コース逃げ
3月2日 毒島 誠 5コース抜き
5個レースで1号艇はわずかに2勝と苦戦模様。
当地記念レースを見ても、昨年11月のG1福岡ダイヤモンドカップでは岡崎恭裕が5コースまくり差し、昨年9月のG1福岡周年では宮地元輝が2コース差しで優勝。1号艇は2連敗中だ。また当地女子レースを見ても、昨年8月のヴィーナスシリーズでは倉持莉々が3コース差しで優勝。2021年12月のクイーンズクライマックスでは田口節子が2コースまくり、同シリーズ戦では松尾夏海が2コース差しで優勝しており、1号艇は3連敗中となっている。
今回も誰が勝っても不思議ではない優勝戦だろう。特に舟券のカギとして注目したいのは3号艇の犬童千秋【写真上】だ。今期3コースは12走して5・2・3・2・2・1・2・1・4・1・3・3着。連絡みが10回もあり、3連対率83%という高い舟券貢献度を誇る。準優で4コースまくりを決めて3連単2万円台の高配当を出した犬童が、優勝戦でも見せ場をつくるのか。