レースリポート
田口節子と守屋美穂が2日連続の直接対決 福岡オールレディース
2023.03.07
福岡オールレディース(3月7日~12日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「ドリームレース」は4号艇の渡邉優美(福岡)が4カドからまくり差しで快勝。2着に1号艇の守屋美穂(岡山)、3着に5号艇の藤原菜希(東京)が入り、3連単4-1-5で1万4480円の36番人気決着となっている。
さて華々しく開幕した福岡オールレディースだが、2日目の注目カードには11Rを挙げたい。
<福岡 2日目 11R 予選特選>
1号艇 田口 節子(岡山) 今期1コース1着率89%
2号艇 垣内 清美(三重) 今期2コース1着率8%
3号艇 守屋 美穂(岡山) 今期3コース1着率9%
4号艇 三浦 永理(静岡) 今期4コース1着率0%
5号艇 冨名腰桃奈(福岡) 今期5コース1着率0%
6号艇 真子奈津実(福岡) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇に田口節子【冒頭の写真】、3号艇に守屋美穂【写真下】。2人は初日ドリーム戦でも対戦しており、2日連続の直接対決となる。
田口と守屋は昨年、直接対決が14回あった。そのうち田口が1号艇だったケースは3回ある(※今年は直接対決3回で田口1号艇はゼロ)。
昨年の1回目は2月の桐生レディースオールスターの優勝戦。4号艇の守屋が4カドから豪快にまくり、1号艇の田口を破って優勝したあのレースだ。
2回目は8月の丸亀レディースチャンピオンの初日ドリーム戦。3号艇の守屋が3コースからまくりを狙ったが、今度は1号艇の田口がインから逃げ切って雪辱した。
3回目は記憶に新しい12月の住之江クイーンズクライマックスのトライアル3日目。枠番抽選で田口が1号艇、守屋が6号艇と明暗を分け、田口がインから1着、守屋が6コースから3着という結果だった。
1号艇の田口に対して守屋が挑むというレースは昨年3回あったが、いずれもG2以上の女子ビッグレースだった。大舞台でしか実現しなかったマッチアップが、福岡オールレディースで見られるということになる。どんな勝負を演じるのか注目だ。