レースリポート
タイム勝負の可能性も 喜井つかさと中谷朋子が大接戦の首位争い! 徳山ヴィーナス
2023.03.02
モーニングレースの徳山ヴィーナスシリーズ(2月28日~3月5日開催)は2日、予選の3日目が終了した。3日目を終えての得点率上位18人は以下のとおり。
1位 喜井つかさ(岡山) 10.00
2位 中谷 朋子(兵庫) 10.00
3位 今井 裕梨(群馬) 9.20
4位 清埜 翔子(埼玉) 8.80
5位 樋口由加里(岡山) 8.60
6位 海野ゆかり(広島) 8.50
7位 森下 愛梨(静岡) 8.40
8位 小芦るり華(佐賀) 7.80
9位 福岡 泉水(兵庫) 7.60
10位 安井 瑞紀(岡山) 7.20
11位 後藤 美翼(東京) 7.20
12位 間庭 菜摘(福岡) 7.17
13位 土屋 南(岡山) 7.00
14位 大石 真央(静岡) 6.60
15位 岸 恵子(徳島) 6.60
16位 坂 咲友理(大阪) 6.40
17位 今井 美亜(福井) 6.40
18位 茶谷 桜(滋賀) 6.40
※()内は支部
シリーズリーダー争いは喜井つかさ(岡山33歳)【冒頭の写真】と中谷朋子(兵庫46歳)【写真上・手前中央】の壮絶なデッドヒートとなってきた。喜井が1・2・1・2・1着で5走50点の得点率10.00、中谷が2・1・1・1・2着で5走50点の得点率10.00。ピッタリと並走している。
今節の実施要項には予選順位決定方式が以下のように記載されている。
・成績は得点率を基準として定める。
・得点率が同点の場合は上位着位の多いものを上位とする。
・同点同着の場合は最高タイムの速いものを上位とする。
・最高タイムが同タイムの場合は適用級別上位順とする。
・同級の場合は勝率上位順とする。
現時点では喜井と中谷が得点率、上位着位まで並んでおり、最高タイムの勝負にまでもつれ込んでいる状態。喜井は最高タイムが初日3Rで出した1分49秒7、中谷は最高タイムが初日11Rで出した1分50秒6のため、喜井が上回って現状では予選1位となっている。
4日目は喜井が5R5号艇と11R1号艇、中谷が4R1号艇と12R3号艇で登場。喜井は今期5コースで1着率0%、2連対率9%と苦戦しているだけに前半5Rの5号艇が大きなヤマ場となりそう。中谷は今期3コース1着率56%と赤いカポックで絶好調なだけに、後半12Rの3号艇でどんな走りを見せるのか目が離せない。
もし4日目も2人が同じ着取りになればタイム勝負となるため、上がりタイムにも注目しておきたいところ。万が一最高タイムも並ぶとなれば、勝負は今期適用成績までもつれこむ。今期適用級別は喜井も中谷もA1級のため同じで、今期適用勝率は喜井が6.33、中谷が6.34。中谷がわずか0.01上回ることになる。