初日DRは6万円券！ 2日目DRも今井裕梨に高配当期待　徳山ヴィーナス

　モーニングレースの徳山ヴィーナスシリーズ（2月28日～3月5日開催）が開幕した。初日メインカードの12R「ドリーム戦1st」は大波乱の決着に。4号艇の清埜翔子（埼玉）が4コースから一気にまくり切り、2着には3号艇の喜井つかさ（岡山）、3着には6号艇の間庭菜摘（福岡）が入線。1号艇の海野ゆかり（広島）が4着に敗れ、3連単4-3-6で6万2510円の80番人気決着となっている。

　2日目のメインカードは12Rの「ドリーム戦2nd」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

＜徳山 2日目 12R ドリーム戦2nd＞
1号艇　中谷　朋子（兵庫） 今期1コース1着率71％
2号艇　森岡　まき（岡山） 今期2コース1着率14％
3号艇　今井　裕梨（群馬） 今期3コース1着率8％
4号艇　樋口由加里（岡山） 今期4コース1着率0％
5号艇　後藤　美翼（東京） 今期5コース1着率0％
6号艇　小芦るり華（佐賀） 今期6コース1着率8％
※()内は支部

　1号艇で登場するのは中谷朋子（兵庫）【写真上】。今期インは17戦12勝で1着率71％と上々の成績を残しているだけに、圧倒的な人気を背負っての2日目ドリーム戦となるだろう。

　ただ気になるのは中谷の"徳山イン相性"だ。中谷は今年1月の徳山オールレディースで優出5着（予選14位）の活躍を見せたが、この節イン戦は2回あって3･3着といずれも勝てず。3連単2万円台と1万円台の高配当を献上していた。中谷の徳山最近3節(中谷は徳山参戦が少なく2015年と2016年を含む)のイン成績を見ると、2･1･2･1･1･2･3･3着で8戦3勝の1着率38％と意外に勝てていない。今節はイン戦をきっちり勝ち切って予選上位通過を狙いたいところだ。

　一発逆転の狙い目には3号艇の今井裕梨【冒頭の写真】を挙げたい。シリーズ初日の2月28日が誕生日だった今井は、9R6号艇の1回走りで5コースから2着。39歳のバースデーウィンこそ逃したが、まくり差し中団から伸び良く競り勝っての2着と上々の走りを披露した。今井裕梨が今節手にしたモーター22号機は2連対率25位の中堅機。しかし前検タイム3位と好気配を見せ、初日9Rでも展示1番時計を出すなど舟足は軽快な雰囲気だ。

　今井裕梨は前期3コースで1着率24％をマークするなどセンター戦で決定力十分。前々節の宮島戦でも3コースまくりでインの落合直子を破ったばかりだけに、今節はどんな攻めを見せるのか目が離せない。