長嶋万記がG2初VでSGオーシャンカップ出場へ前進　2着の田口節子は当確ランプ　蒲郡

　蒲郡でのG2第7回レディースオールスター（2月21日～26日開催）が終了した。優勝戦は1号艇の長嶋万記（静岡）【写真3枚】が快勝。インからコンマ05のトップスタートで逃げ切った。2着に3号艇の田口節子（岡山）、3着に4号艇の鎌倉涼（大阪）が入り、3連単1-3-4で980円の1番人気決着となっている。

　勝った長嶋は2月の下関男女ダブル戦に続く今年2回目の優勝で通算37V。G2以上のレースでは13回目の優出で悲願の初優勝となった。

　長嶋はこの優勝でSGオーシャンカップ(7月18日～児島)の選考ポイントを10点獲得。一気に22点まで伸ばすことに成功した。出場ボーダーは例年20点前後。長嶋はほぼ当確といえる状況となり、2020年ボートレースオールスター以来となる久々のSG出場がかなり濃厚となった。

　現時点でのオーシャンカップ選考ポイントの女子上位選手は以下のとおり。

・守屋　美穂　29点
・田口　節子　28点（蒲郡優勝戦2着＝9点）
・長嶋　万記　22点（蒲郡優勝戦1着＝10点）
・高田ひかる　21点（蒲郡優勝戦4着＝5点）
・平高　奈菜　19点
・平山　智加　19点
・中村　桃佳　17点
・大山　千広　16点（蒲郡優勝戦6着＝3点）
・鎌倉　　涼　16点（蒲郡優勝戦3着＝6点）
・香川　素子　15点
・遠藤　エミ　14点
・細川　裕子　11点
・岩崎　芳美　 7点
・宇野　弥生　 7点（蒲郡優勝戦5着＝4点）

　優勝戦2着の田口節子は9点を加算。28点まで伸ばしてはっきりと当確ランプがともった。地元児島でのオーシャンカップに守屋美穂とともに参戦することになりそうだ。

　高田ひかるは優勝戦4着に終わったものの、貴重な5点の上積みに成功。21点としてオーシャンカップ初出場が見えてきた。

　大山千広は無念の優勝戦6着。3点の加算で16点にとどまった。しかし大山はまだ選考締切（4月末）までに3月のびわこG2秩父宮妃記念杯への出場が残っている。ここで優出条件の勝負駆けに臨むことになりそうだ。