レースリポート
蒲郡レディースオールスター 2コース巧者の寺田千恵&田口節子に注目
2023.02.22
きのう21日に開幕したボートレース蒲郡のG2レディースオールスターは女子戦らしい傾向を見せていた。
その1つが男子のレースに比べイン勝率がやや下がることだ。昨年1年間のオール女子レースの1コース1着率は52.0%。全レース平均の55.9%よりも4%近く低い。実際、きのう初日のイン逃げ本数は5本だった。
代わって、勝つ確率が高くなるのは2コース。
昨年の2コース1着率は、全レースが14.2%なのに対し、オール女子は17.3%と跳ね上がっている。
きのう初日は2コース決着が2本とデータ通りとなったが、3連単14万3090円(初日第7R)というレディースオールスター史上最高配当というオマケまでついた。
2コースが強い傾向は、女子トップクラスほど明確になっており、主な選手の過去1年間データは次のとおりとなっている。
寺田 千恵2コース1着率36.9%
田口 節子2コース1着率35.0%
守屋 美穂2コース1着率34.0%
高田ひかる2コース1着率29.5%
平山 智加2コース1着率27.9%
このメンバーの中できょう2日目、2コースになりそうな選手がいる。
3R2号艇の高田ひかる
7R2号艇の寺田千恵
11R2号艇の田口節子である。
とりわけ、後半カード参戦の寺田千恵と田口節子に注目したい。
「プロペラのイメージどおり伸びていると思います。(妨害失格もあり賞典除外となったが)気を引き締めてファンの皆さんの期待に応えたい」と凛(りん)として語ったのは寺田千恵【冒頭の写真】。
一方、田口節子【写真すぐ上】は「いいモーターを持て余している」と舟足について実状を話している。
ともに十分戦える条件をそろえているといっていい。
そんな蒲郡G2第7回レディースオールスター2日目の模様はきょうもボートレース公式YouTubeで配信される。
きょうのゲストは女子野球選手の片岡安祐美さん。舟券でクリーンヒット連打となるだろうか、気になるところだ。