地元・宇野弥生が自己ベスト更新の”4コース5連勝”狙う　蒲郡レディースオールスター

　蒲郡ナイターでのG2第7回レディースオールスター（2月21日～26日開催）が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は、6号艇の遠藤エミ（滋賀）が5コースからまくり差し一閃(いっせん)。2着に5号艇の高田ひかる（三重）、3着に1号艇の守屋美穂（岡山）となり、3連単6-5-1で1万3370円の41番人気決着となっている。

　さて華々しく幕を開けた蒲郡レディースオールスターだが、2日目の注目カードには5Rを挙げたい。

＜蒲郡 2日目 5R 予選＞
1号艇　西岡　育未（徳島・B1） 今期1コース1着率30％
2号艇　川井　　萌（静岡・B1） 今期2コース1着率13％
3号艇　生田波美音（東京・B1） 今期3コース1着率0％
4号艇　宇野　弥生（愛知・A2） 今期4コース1着率44％
5号艇　平高　奈菜（香川・A1） 今期5コース1着率0％
6号艇　守屋　美穂（岡山・A1） 今期6コース1着率0％
　※()内は支部

　内枠3人がB級、外枠3人がA級という組み合わせ。外枠勢が人気を背負うレースとなりそうだ。

　なかでも注目したいのは4号艇の宇野弥生【冒頭の写真】だ。今期4コースは9戦4勝の1着率44％で、今年に入ってからは1･1･1･1着と無傷の4連勝中。1月の常滑男女ダブル戦で4コースまくり、1月の蒲郡一般戦で4コースまくり、2月のびわこヴィーナスシリーズで4コースまくり差しと4コース差しを決めている。女子屈指の4コース巧者として知られる宇野だが"4コース4連勝"は自身初だ。

　宇野は現在5節連続優出中と絶好調で、前節のびわこヴィーナスシリーズで優勝したのも記憶に新しいところ。今節は地元蒲郡での戦いでもあり有力なV候補の1人という呼び声が高い。しかし初日は5R3号艇で4着と不本意な滑り出しに。2日目は5R4号艇と9R2号艇で一気に巻き返したいところだ。

　迎え撃つ内枠勢では2号艇の川井萌(静岡21歳)【写真上】に注目したい。2コースは通算32戦7勝で1着率22％と上々の成績。2着も10本あって2連対率は50％を超えている。

　また川井が今節手にしたモーター24号機は2連対率6位の好素性機で、これまで17節走って6優出2Vの実績。優出6回も優勝2回もいずれも蒲郡現モーターで1位タイの数字となっている。好パワーで先攻めすれば外枠3人の攻撃を退けることも可能だろう。