レースリポート
佐々木裕美や清水沙樹らB1勢が旋風!? 蒲郡G2レディースオールスター開幕
2023.02.21
蒲郡での「G2第7回レディースオールスター」(2月21日~26日開催)が21日に開幕する。ファン投票上位49人と委員会推薦3人の計52人が参戦。女子のトップスターが蒲郡に集結し、ナイター水面でバトルを演じる。
今節出場メンバーの級別内訳はA1級22人、A2級16人、B1級14人。活躍を期待したいのは「B1勢」だ。というのも昨年の桐生レディースオールスターではB1級が14人出場したが準優出がゼロ。全員が予選敗退という惨敗だった。レディースオールスター過去6大会を振り返っても、B1級で優出したのは2018年の水野望美(優出4着)と2020年の喜多須杏奈(優出2着)の2人だけしかいない。今回はファン投票の期待に応え、B1勢が大暴れして旋風を巻き起こしてほしいところだ。
蒲郡レディースオールスターに出場するB1級14人は、登録番号順に佐々木裕美(山口)、清水沙樹(東京)、深尾巴恵(群馬)、西岡育未(徳島)、勝浦真帆(岡山)、出口舞有子(愛知)、山川波乙(三重)、生田波美音(東京)、野田なづき(佐賀)、野田彩加(山口)、川井萌(静岡)、北村寧々(長崎)、宮崎つぐみ(大阪)、刑部亜里紗(静岡)という顔ぶれだ。
佐々木裕美【冒頭の写真】は前節の下関男女ダブル戦で優出2着の活躍。約11カ月ぶりの優出を飾るなど、近況リズムを上げてきただけに楽しみだ。初日の佐々木は7R2号艇の1回走り。引いたモーター63号機は前回乗った吉田慎二郎が節間12走、オールトップ展示で優出2着と大活躍したモーター。このレース、隣の3号艇には看板モーターの1つを引いた田口節子がいるが、佐々木の一発が魅力。
清水沙樹【写真上】も前節の平和島オールレディースで約9カ月ぶりの優出で5着と上り調子。初日の清水沙樹は3R1号艇の1回走り。前節に大整備があったモーターだが、好調ぶりで克服し、好モーターの平山智加や、優勝モーターの大豆生田蒼を抑えるか。清水沙樹は、2020年鳴門のレディースオールスターで優出した経験もあるだけに注目しておきたい。
地元の出口舞有子も近況復調ムード。昨年11月からの今期勝率6.16はB1勢14人のなかでトップの数字だ。初日は1R1号艇の1回走りで登場。今期インは11戦9勝で1着率82%と好調なだけに目が離せない。
西岡姉妹の姉・育未は1月の徳山オールレディースでデビュー初優出。2月には鳴門の四国地区選でG1初出場も果たすなど経験値を上げている近況だ。レディースオールスターは過去3回出場して3着以上がゼロと苦戦してきたが、今回はひと味違った走りを見せてくれるだろう。初日は3R6号艇と8R2号艇の2走だ。