西橋奈未が自己新の節間8勝で唐津ヴィーナス優勝　女子賞金ランク3位に浮上

　モーニングの唐津ヴィーナスシリーズ（2月15日～20日開催）が終了した。優勝戦は1号艇の西橋奈未（石川県出身、福井支部26歳）【冒頭の写真】がイン逃げで快勝。2着に4号艇の津田裕絵（山口）、3着に2号艇の岸恵子（徳島）が入り、3連単1-4-2で1580円の7番人気決着となっている。

　今節の西橋は1･1･4･1･1･1･2･1･1･1着。初日に4コースまくりとイン逃げで連勝を飾り、3日目にも2コースまくりとイン逃げで連勝をマークする活躍。序盤から軽快な走りを連発してV争いをリードし、予選トップ通過を果たした。そして準優ではインからコンマ06の好スタートで逃げ切って1分46秒6の今節最速ラップをたたき出すと、優勝戦もインからコンマ03のトップスタートで逃げ切って圧勝。6日間を通して充実した戦いぶりが続き、節間8勝は自己ベスト更新となっている。

　西橋はこれが2020年11月の芦屋一般戦と2022年11月の戸田ヴィーナスシリーズに続く通算3回目の優勝。賞金98万円を獲得して今年の女子賞金ランキングは3位に浮上した。

　西橋にとって今年は11月に地元三国でG2レディースチャレンジカップがある大事なシーズン。意外にもまだクイーンズクライマックスやレディースチャレンジカップに1回も出場したことがない西橋だが、今年は大きな目標に向けて着実に歩を進めている。

　なお、最終日6Rでは130期の沼田七華（石川県出身、福井支部20歳）【写真下】が6コースまくり差しを決めてデビュー初1着の水神祭。3連単42万4180円はヴィーナスシリーズ歴代2位の高配当となっている（1位は2020年江戸川ヴィーナスシリーズで武藤綾子が出した53万5520円）。福井支部にとってはうれしいニュースが2つ同時にやってきた2月20日となった。

【2023年女子賞金ランキング】（2月20日、20時現在）
1位　渡邉　　優美　6,089,000円
2位　日高　　逸子　5,561,000円
3位　西橋　　奈未　5,526,000円 （唐津優勝戦1着）
4位　守屋　　美穂　5,478,000円
5位　長嶋　　万記　5,317,000円
6位　遠藤　　エミ　5,204,000円
7位　宇野　　弥生　5,044,000円
8位　平山　　智加　4,819,000円
8位　倉持　　莉々　4,819,000円
10位 寺田　　千恵　4,752,000円
11位 小芦　るり華　4,626,000円
12位 細川　　裕子　4,552,000円
13位 中谷　　朋子　4,445,000円
14位 堀之内紀代子　4,437,000円
15位 向井　　美鈴　4,405,000円
16位 川野　　芽唯　4,262,000円
17位 中村　　桃佳　4,143,000円
18位 浜田　亜理沙　4,098,000円
19位 藤原　　菜希　3,995,000円
20位 清水　　愛海　3,981,000円
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41位 津田　　裕絵　2,984,000円 （唐津優勝戦2着）
42位 山川　美由紀　2,956,000円 （唐津優勝戦6着）
55位 岸　　　恵子　2,653,000円 （唐津優勝戦3着）
68位 薮内　　瑞希　2,432,000円 （唐津優勝戦4着）
70位 池田　奈津美　2,421,000円 （唐津優勝戦5着）