レースリポート
優勝戦3号艇の薮内瑞希と5号艇の池田奈津美が初Vに挑戦! 唐津ヴィーナス
2023.02.19
モーニングの唐津ヴィーナスシリーズ(2月15日~20日開催)は19日、5日目が終了。20日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<唐津 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 西橋 奈未(福井) 優出22回目、優勝2回
2号艇 岸 恵子(徳島) 優出85回目、優勝9回
3号艇 薮内 瑞希(岡山) 優出3回目、優勝0回
4号艇 津田 裕絵(山口) 優出32回目、優勝2回
5号艇 池田奈津美(福岡) 優出2回目、優勝0回
6号艇 山川美由紀(香川) 優出375回目、優勝80回
※()内は支部
1号艇は西橋奈未(福井支部26歳)。今節ここまで1・1・4・1・1・1・2・1・1着の快走。2020年11月男子5人相手のイン逃げV、昨年11月戸田ヴィーナスシリーズでのイン逃げVに続き、通算3回目の優勝へ、バランス取れて特に回り足がいい足でリーチだ。今期は期初めの11月三国でFを切り、無理はできないながらも今節は平均STタイミング13と踏ん張っている。昨年12月の三国男女ダブル優勝戦では1号艇でイン戦もまくられ4着。今回はその時のリベンジという気持ちも胸のうちにはあるようだ。
本命西橋に対し、デビュー初Vをめざす選手が優勝戦に2人勝ち上がってきた。
薮内瑞希(岡山支部27歳)【冒頭の写真】は準優で鮮やかな5コースまくり差しを決め、3連単5万円台の高配当を提供。2019年9月の丸亀オールレディースと2021年12月の福岡クイーンズクライマックスシリーズ戦に続く自身3回目の優出を果たした。
今節の薮内は2連対率7位の好モーター27号機をきっちり仕上げ、2・1・1・3・3・転・4・3・1着の活躍。4日目に不運な転覆があって心配されたが、好調を維持して優出切符を手にした。優勝戦3号艇で攻め切るパワーは十分。117期女子では出口舞有子と中田夕貴に続く3人目の優勝を狙う。
池田奈津美(福岡支部29歳)【写真上・左】は1・1・3・2・6・1・4・1・2着。初日に1コース抜きと4コース差しで連勝を飾り、4日目に3コースまくり、5日目に4コースまくりと白星を重ねて勝ち上がってきた。節間4勝は自己ベストの記録だ。
これが2021年11月の尼崎男女ダブル戦以来となる自身2回目の優出。近況は外枠で前付けを多用している池田だけに、まずは優勝戦5号艇でどんな動きを見せるのか注目しておきたい。116期女子では大山千広に続く2人目の優勝を狙う。