レースリポート
西橋奈未が初日連勝しSGオールスター出場へ猛アピール! 唐津ヴィーナスシリーズ
2023.02.15
唐津ヴィーナスシリーズ(2月15日~20日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は、風速7メートルの強い追い風が吹き荒れるなか、安定板使用で行われ、1号艇の西橋奈未(福井26歳)【写真2枚】がインからコンマ09の好スタートで逃げ切り快勝。2着に4号艇の喜井つかさ(岡山)、3着に2号艇の山川美由紀(香川)が入り、3連単1-4-2で870円の2番人気決着となっている。
西橋は前半7Rも4コースまくりで勝っており初日連勝発進。最高のスタートを切って得点率11.50で予選首位に立ち、V争いの主導権を握った。
西橋にとって今節の予選4日間は大事なアピールの場。というのも現在実施されているSGボートレースオールスター(芦屋)のファン投票が今節4日目(2月18日)に締め切りとなるからだ。
ファン投票の中間発表が2月1日に行われたが、女子レーサーでは守屋美穂(4位)、平高奈菜(8位)、倉持莉々(10位)、中村桃佳(17位)、平山智加(18位)、渡邉優美(20位)、遠藤エミ(22位)、高田ひかる(23位)、西橋奈未(24位)、鎌倉涼(26位)が上位にランクイン。西橋は女子9番目につけている。
オールスターの選考規定には「A1級選手の男女人数比率等を勘案」という項目があるため、女子レーサーから出場できるのは例年8人前後。すなわち西橋の女子9番目という位置はボーダーラインのすぐ下を意味する。
中間発表では女子8番目の高田(3533票)と女子9番目の西橋(3520票)はわずか13票差。どちらが上になってもおかしくない状況にある。西橋は投票期間残り3日間で最後のアピールをして、SG初出場の切符をつかみたい。