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展開のカギは清水沙樹 優勝戦4号艇で必ず攻めてきた実績 平和島オールレディース

2023.02.13

 平和島オールレディース(2月9日~14日開催)は13日、5日目が終了。14日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<平和島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 中谷 朋子(兵庫) 今期1コース1着率69%
2号艇 塩崎 桐加(三重) 今期2コース1着率9%
3号艇 加藤  綾(三重) 今期3コース1着率8%
4号艇 清水 沙樹(東京) 今期4コース1着率0%
5号艇 淺田千亜希(徳島) 今期5コース1着率20%
6号艇 角 ひとみ(広島) 今期6コース1着率0%
 ※()内は支部

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 1号艇に中谷朋子、2号艇に塩崎桐加【写真上の左】という組み合わせ。この2人は今節すでに3回も直接対決している。初日7Rでは中谷が4コースまくり差しでインの塩崎を破り、2日目12Rでは塩崎が5コースまくり差しでインの中谷を破ってリベンジ。4日目11Rは塩崎が2コースまくり不発で4着に沈み、展開突いた中谷が4コースまくり差しで2着という結果だった。熾烈なバトルを演じてきた2人が、今節4回目の直接対決となる優勝戦でどんな戦いを見せるのか楽しみだ。

 展開のカギには4号艇の清水沙樹【冒頭の写真・右】を挙げたい。清水は優勝戦4号艇が過去3回あって2・1・4着という成績。その内容に特徴がある。

 初めて優勝戦4号艇に座った2020年4月の桐生ヴィーナスシリーズでは、4コースからコンマ08の好スタートを決めてツケマイを狙うも、インの大山千広にブロックされて惜しくもまくり切れず。大山に逃げ切られて2着に終わった。

 2回目の優勝戦4号艇となった昨年1月の江戸川ヴィーナスシリーズでは、4コースからコンマ11の好スタートでカドまくり一撃。見事に優勝を飾っている。

 3回目は昨年5月の江戸川ヴィーナスシリーズで、4コースからコンマ09の好スタートでまくり切って1マークを先マイ。しかしそれをマークしていた5コースの前田紗希にまくり差され、前田のデビュー初Vをアシストする格好となって4着に敗れた。

 すなわち清水の過去3回の優勝戦4号艇は、いずれもカドから好スタートを決めてまくって攻める展開だった。今回も地元Vをめざして果敢に攻めてくる可能性十分。清水の動きがレース展開を大きく左右することになるだろう。

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