レースリポート
宇野弥生がびわこヴィーナスV 弾みをつけ地元蒲郡レディースオールスターへ
2023.02.08
びわこヴィーナスシリーズ(2月3日~8日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の宇野弥生(愛知)【写真2枚】が快勝。インからコンマ10のトップスタートで逃げ切った。2着には2号艇の日高逸子(福岡)、3着には5号艇の前原哉(岡山)が入り、3連単1-2-5で2690円の11番人気決着となっている。3号艇の小芦るり華(佐賀)はまくり差しが惜しくも入りきれず5着。
勝った宇野は昨年12月の住之江クイーンズクライマックスシリーズ戦以来となる3節ぶりの優勝で通算19V。びわこでは2018年ヴィーナスシリーズに続いて2回目の優勝となった。
今節の宇野は4・1・1・2・4・1・1・1・1・1・1着。手にしたモーターは2連対率35位の機だったが、初日に4コースまくり差し、2日目にイン逃げを決めるなど序盤から軽快な走りを見せると、3日目後半からは6連勝の快進撃を演じて頂点へ。前節の蒲郡一般戦でも4・1・4・1・2・1・1・1・1・1・1・5着と4日目から6連勝のピンラッシュを見せており、手のつけられない強さを見せている近況だ。今期勝率も7.06まで急上昇。これまでの自己ベストは6.75(2014年前期適用)だが、それを上回るペースとなってきた。
この勢いを持って次節は2月21日からの蒲郡G2レディースオールスターに参戦。近況5節連続優出中という最高のリズムで地元での大一番を迎えることになった。
宇野はこれまで女子4大レースで優出2回(2015年芦屋G2レディースチャレンジカップ優出4着、2018年桐生PG1レディースチャンピオン優出6着)をマークしているが、まだ優勝はない。悲願の女子ビッグタイトル獲得へ機運は高まるばかりだ。