レースリポート
小芦るり華が準優で差し一閃 減量効果で2回目V狙う びわこヴィーナスシリーズ
2023.02.07
びわこヴィーナスシリーズ(2月3日~8日開催)は7日に5日目が終了。8日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<びわこ 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 宇野 弥生(愛知) 優出100回目、優勝18回
2号艇 日高 逸子(福岡) 優出376回目、優勝76回
3号艇 小芦るり華(佐賀) 優出5回目、優勝1回
4号艇 樋口由加里(岡山) 優出56回目、優勝5回
5号艇 前原 哉(岡山) 優出2回目、優勝1回
6号艇 孫崎 百世(滋賀) 優出3回目、優勝0回
※()内は支部
予選トップ通過の宇野弥生が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。これで近況5節連続優出となり、デビュー通算100優出の節目に到達した。
宇野は近況インでの強さが光っており、今年インは9戦8勝の1着率89%という鉄壁ぶり。今節も3回あったイン戦をいずれも危なげなく勝ち切ってきた。優勝戦でも隙のない走りで逃げ切るのか。昨年末の住之江クイーンズクライマックスシリーズ戦以来となる3節ぶりの優勝を狙う。
対抗1番手は2号艇の日高逸子【写真上】だ。今期2コースは16戦5勝で1着率31%の好成績。前期は2コース1着率9%(22戦2勝)と勝ち切れないレースが続いていたが、近況復調ムードが著しい。日高は前節の戸田一般戦で優勝戦1号艇に乗るも6着に敗れており、今節は雪辱の優勝をつかみたい。
侮れないのは小芦るり華(佐賀25歳)【冒頭の写真】だ。準優で鮮やかな2コース差し一閃(いっせん)。優勝戦3号艇に座る。小芦は今期3コースで16戦5勝の1着率31%と好調。赤いカポックで好走を連発しているだけに目が離せない。
また注目したいのは小芦の体重だ。今節4日目以降の体重が47.0キロで、これは小芦にとってデビュー以降最軽量タイの数字。小芦は1月の徳山オールレディースでデビュー初Vを飾ったが、そのときの優勝戦の体重が49.1キロだったことを考えると、わずか1カ月弱で2キロ以上も減量してきたことになる。心身ともに充実ぶりをうかがわせる小芦が、2回目の優勝をめざしてどんな走りを見せるのか楽しみだ。