レースリポート
高憧四季が初の予選トップ通過なるか びわこヴィーナスシリーズ
2023.02.05
びわこヴィーナスシリーズ(2月3日~8日開催)は5日、開催3日目が終了。高憧四季(大阪23歳)【冒頭の写真】が1・1・1・5・4・1着で予選首位を快走している。
高憧は昨年2月の住之江一般戦で予選2位に入って準優1号艇に乗った経験があるが、予選1位通過はまだ1回もない。自身初の予選トップ通過と自身2回目の準優1号艇をめざし、4日目は7R5号艇と11R2号艇で登場。デビュー初Vを狙ううえで大事な一日となる。
特に注目したいのは11Rだ。今節好調な選手がそろう好カードとなっている。
<びわこ 4日目 11R 予選特選>
1号艇 宇野 弥生(愛知) 予選3位
2号艇 高憧 四季(大阪) 予選1位
3号艇 前原 哉(岡山) 予選7位
4号艇 孫崎 百世(滋賀) 予選12位
5号艇 小芦るり華(佐賀) 予選5位
6号艇 加藤 奈月(福井) 予選8位
※()内は支部
1号艇に座るのは宇野弥生【写真上】だ。今節ここまで4・1・1・2・4・1着で予選3位の好位置。6走49点をマークしており、高憧(6走51点)との差はわずか2点しかない。逆転の予選トップ通過は射程圏だ。
宇野は今期インで16戦12勝の1着率75%。16走のうち半分の8走でトップスタートを決めるなど、スリット先制で逃げ切る宇野らしい走りを連発している。このレースでも高憧の攻めを封じて勝ち切るか。
対する高憧は今期2コースで11戦4勝の1着率36%という好成績。前期は20戦2勝で1着率10%だったが、近況2コースで勝ち切る力が増してきている。宇野という大きな壁を破って予選トップ通過へ突き進みたい。
舟券のカギは5号艇の小芦るり華か。今期5コースは12走してまだ1着ゼロ。しかし2着が1本、3着が6本あって3連対率は50%を超えている。