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レースリポート

(C)BOATRACE 武井莉里佳

師匠・藤岡俊介と一緒の優出ならずも健闘誓う! 128期の武井莉里佳

2023.01.28

128期の武井莉里佳(たけい・りりか)が健闘している。
浜名湖はきょう28日、「中日スポーツゴールドカップ」の4日目。終盤3個レースで準優勝戦が行われたが、12Rは師弟対決となり注目を集めた。

兵庫支部の94期生藤岡俊介と同支部128期生の武井莉里佳【写真2枚】である。

(C)BOATRACE

結果は上図のとおり、豊田健士郎が1着。藤岡俊介は2コースから差し続き、2着で優出を果たしたが、武井莉里佳は大外から出番なく6着敗退となっている。

(C)BOATRACE 武井莉里佳

それでも今大会は、2日目に藤岡俊介と対戦する機会がありデッドヒートを演じた。
3番手を航走する弟子を、師匠が猛追したのである。
初動で鋭くボートを向ける藤岡俊介に対し、武井莉里佳は出足を生かした冷静なレバー操作を繰り返し先着。準優進出の大きな足掛かりとしたレースだった。
それは、「道中でもオカの上でも周りをよく見て行動するように…」という教えを守った結果だった。

初めて優出した昨年6月の丸亀混合戦では、初戦で3着にくい込み5万円台の高配当に貢献している。波乱の要素を内包させているのである。

そういえば、2021年12月に地元尼崎で水神祭を飾ったが、この時はインに構えた地元の安田政彦を5コースからまくり差している。3連単は超高配当の27万2950円。舟券的に面白味ある存在なのだ。

今回、初めて参戦した浜名湖水面ではあるが、気後れすることなく自分のレースに徹している。
それだけに4Rと11Rの2走とも注視しておかなければならない浜名湖最終日だ。

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