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守屋美穂が通算28Vで女子歴代15位タイに浮上 宮島ヴィーナスシリーズ

2023.01.27

 宮島ヴィーナスシリーズ(1月22日~27日開催)が終了した。優勝戦は2号艇の守屋美穂(岡山34歳)【写真3枚】が快勝。2コースからコンマ07のトップスタートを決めて鮮やかに差し切った。2着には1号艇の寺田千恵(岡山)が入って岡山支部ワンツー。3着争いは4号艇の長嶋万記(静岡)が制し、3連単2-1-4で2410円の9番人気決着となっている。

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 勝った守屋美穂は昨年11月の児島オールレディース以来となる約2カ月ぶりの優勝。通算では28回目の優勝となり、角ひとみと並んで女子歴代15位タイ(引退選手含む)に浮上した。宮島では優出6回目での当地初Vとなり、優勝歴のある水面が14場に増えている。

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 今節の守屋は2・1・2・2・1・1・3・3・1・1着。手にしたモーター22号機は2連対率36位タイの低勝率機だったが、初日ドリーム戦で4コース差しを決めるなど序盤から好走を披露。3日目には3コースまくり差しとイン逃げで連勝を飾るなど、予選をオール3連対で2位通過した。そして準優はイン逃げ、優勝戦は2コース差しで制して頂点へ。守屋は優勝戦2号艇を最近2年間で5回走って1・1・2・1・1着という驚異的な強さだ。

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 この優勝で改めて存在感を見せ、いま実施されているSGボートレースオールスターのファン投票(1月14日~2月18日)でも得票数アップにつながったはず。守屋は2021年が5位、2022年が3位と順位を上げてきているだけに、今年は女子史上初のファン投票1位も期待できるかもしれない。

 今後の守屋の出場予定は、次節が2月5日からの児島G1中国地区選手権。これまで地区選は9回出場しているがすべて予選落ちに終わっており、今回は地元で結果を残したいところ。まずは初日ドリーム戦6号艇(予定)で見せ場をつくるのか注目だ。

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