波乱模様！雪の宮島ヴィーナス　遠藤エミや小芦るり華が予選落ちピンチ

　宮島ヴィーナスシリーズ（1月22日～27日開催）の24日、3日目は気温が氷点下に達し、雪も舞う厳しいコンディションでの戦いに。3Rからは安定板使用、5Rからは周回短縮の2周戦でのレースとなった。

　3日目終了時点での得点率ランキング上位18人は以下のとおり。

1位　守屋　美穂（岡山）　9.50
2位　寺田　千恵（岡山）　8.80
3位　落合　直子（大阪）　8.75
4位　喜井つかさ（岡山）　8.50
5位　長嶋　万記（静岡）　8.40
6位　中村　桃佳（香川）　8.00
7位　三浦　永理（静岡）　7.83
8位　関野　　文（大阪）　7.60
9位　大瀧明日香（愛知）　7.40
10位 海野ゆかり（広島）　7.20
11位 西村美智子（香川）　6.80
12位 高田　　綾（福岡）　6.60
13位 今井　裕梨（群馬）　6.60
14位 仁科さやか（長崎）　6.60
15位 清水　未唯（滋賀）　6.50
16位 坂野さくら（福井）　6.50
17位 山下　友貴（静岡）　6.40
18位 滝川真由子（長崎）　6.25

　このなかに遠藤エミ（滋賀）【冒頭の写真】の名前がないというまさかの事態に。3日目に5･5着と崩れ、1･3･2･5･5着で予選19位まで大きく後退。予選落ちのピンチを迎えている。

　遠藤は宮島通算4優出2Vの実績があり、2015年オールレディースと2016年ヴィーナスシリーズで優勝するなど当地相性は上々。また今節手にしたモーター65号機は2連対率24位の中堅機で、昨年12月の男女ダブル戦で堀之内紀代子が優出3着に入った実績がある。それだけに今節の苦戦ぶりは予想外というほかないだろう。

　もし遠藤が女子レースで予選敗退となれば2021年6月の住之江オールレディース以来で約1年7カ月ぶり。4日目の遠藤は6R1号艇と12R4号艇、立て直して底力を見せるのか注目が集まる。

　準優圏内から名前が漏れている選手には小芦るり華（佐賀25歳）【写真上】もいる。前々節の徳山オールレディースで悲願のデビュー初Vを飾り、今期勝率6点台中盤をマークするなど近況絶好調。宮島では昨年12月の男女ダブル戦で優出2着の活躍を見せたばかりなだけに、今節はV候補の一角と予想されていた。

　しかし今節ここまで3･4･6･1着で予選24位と苦戦気味。3日目9Rでイン逃げを決めてなんとか予選突破へ望みをつないだが、準優進出へ黄信号がともっている状態だ。

　4日目の小芦は4R4号艇と10R3号艇で登場。中枠2走で逆転の勝負駆けに挑む。特に今期3コースは14戦5勝で1着率36％と好調なだけに、10R3号艇でどんな走りを見せるのか注目したい。