レースリポート
波乱多い鳴門優勝戦 初V狙う西岡成美が一発行くか! オールレディース
2023.01.20
モーニングの鳴門オールレディース(1月16日~21日開催)は20日、5日目が終了。21日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<鳴門 最終日 優勝戦>
1号艇 櫻本 あゆみ(群馬) 今期1コース1着率70%
2号艇 原田 佑実(大阪) 今期2コース1着率20%
3号艇 堀之内紀代子(岡山) 今期3コース1着率36%
4号艇 西岡 成美(徳島) 今期4コース1着率20%
5号艇 渡邉 優美(福岡) 今期5コース1着率18%
6号艇 清水 愛海(山口) 今期6コース1着率0%
予選トップ通過の櫻本あゆみが準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。1・1・1・2・3・2・2・2・1着のオール3連対で優勝に王手をかけた。櫻本は今期インで10戦7勝の1着率70%と上々の成績。きっちり逃げ切って自身3回目の優勝となるか。
ただ、鳴門の優勝戦といえば一筋縄ではいかないことでおなじみだ。昨年11月のSGチャレンジカップとG2レディースチャレンジカップで、深谷知博の6コース抜きと中村桃佳の6コースまくり差しという大波乱の連発になったのが記憶に新しい。近況も前々節は市橋卓士が2コース抜き、前節は安河内健が3コースまくり差しで優勝と、鳴門は優勝戦1号艇がすんなり勝つとは限らない。
今節も2~6号艇に多彩なメンバーがそろっており、何が起こっても不思議ではなさそうな気配だ。
2号艇の原田佑実は前期(5月~10月)2コース1着率46%を誇る2コース巧者で、準優で2コース差しを決めてその力を見せたばかり。3号艇の堀之内紀代子は今期(11月~現在)3コース1着率36%と赤いカポックで白星を量産しており、準優で本領発揮の3コースまくりを決めたばかりだ。
4号艇の西岡成美(徳島26歳)【冒頭の写真】はこれが通算7回目の優出で、地元でのデビュー初Vを狙う一戦。5日目5Rで5コースまくりを決めるなどダッシュからの伸び足も軽快なだけにチャンスは十分だろう。
中枠に速攻派の選手が並んだだけに、外枠勢にも展開が生まれる可能性がある。5号艇の渡邉優美【写真上】は前節の福岡正月レースに続く2節連続Vを、6号艇の清水愛海はデビュー初Vをめざす。