レースリポート
4コースが未勝利の今節鳴門水面 金田幸子が「3日目12R4号艇」で再び魅せる!?
2023.01.17
鳴門オールレディース(1月16日~21日開催)は17日、2日目が終了した。2日目12Rはダブルドリームの後半戦として行われ、1号艇の渡邉優美(福岡)がインからコンマ09のトップスタートで逃げ快勝。2着に3号艇の櫻本あゆみ(群馬)、3着に4号艇の西岡成美(徳島)が入り、3連単1-3-4で1360円の1番人気決着となっている。
さてシリーズ序盤の2日間を終えた鳴門オールレディースだが、ここまで計24レースのコース別1着回数を見ると、1コース12勝、2コース5勝、3コース4勝、4コース0勝、5コース2勝、6コース1勝という結果に。4コースがまだ0勝という意外な展開だ。鳴門は昨年1年間の4コース1着率が10.8%で全国平均(10.6%)より高いのだが、今節はここまで24戦0勝とまさかの苦戦を強いられている。
果たして4コース初勝利は誰が飾るのか。今節出場メンバーのなかでの4コース2連対率ベスト10(集計期間:昨年1年間)は以下のとおり。
1位 渡邉 優美 56.1%(2着)
2位 堀之内紀代子 50.0%
3位 五反田 忍 45.2%
4位 山川 美由紀 40.0%(2着)
4位 岩崎 芳美 40.0%
6位 櫻本 あゆみ 38.7%
7位 金田 幸子 37.8%
8位 中田 夕貴 34.1%(3着)
8位 清水 愛海 34.1%(2着)
10位 中谷 朋子 31.3%(6着)
(※途中帰郷した選手は除く。カッコ内は今節4コース成績)
このなかで3日目に4号艇での出走を控えているのが岩崎芳美(6R4号艇)【写真下】、櫻本あゆみ(11R4号艇)、金田幸子(12R4号艇)【冒頭の写真】だ。
地元の岩崎芳美は今節ここまで2・1・2着で予選3位と好調。櫻本あゆみも1・1・1・2着で予選首位と好リズムなだけに楽しみだ。特に櫻本は鳴門の出走が少ないが、最近4節で4コースから2勝を挙げ、3連単3万円台(2013年8月)と8万円台(2013年10月)の大穴を開けているだけに目が離せない。
金田幸子といえば2013年8月鳴門レディースチャンピオンで4コースまくりを決めて優勝したのが記憶に残る。また、前回鳴門で開催のオールレディース(金田にとっては当地4節前の2021年10月)では「3日目12R4号艇」で4コースまくり差しを決めており、くしくも再び巡ってきた3日目12R4号艇でどんな走りを見せるのか注目だ。