レースリポート
2日目ドリーム戦は西岡成美・櫻本あゆみが渡邉優美に挑む 鳴門オールレディース
2023.01.16
鳴門オールレディース(1月16日~21日開催)が開幕した。初日12Rはダブルドリームの前半戦として行われ、1号艇の岩崎芳美(徳島)がインからコンマ07のトップスタートで逃げ切り快勝。2着に4号艇の原田佑実(大阪)、3着に3号艇の金田幸子(岡山)が入り、3連単1-4-3で2400円の9番人気決着となった。なお5号艇の大豆生田蒼(埼玉)は病気による途中帰郷のため返還欠場となっている。
2日目の12Rはダブルドリームの後半戦。以下のメンバーで争われる。
<鳴門 2日目 12R ドリーム戦>
1号艇 渡邉 優美(福岡) 今期1コース1着率88%
2号艇 山川 美由紀(香川) 今期2コース1着率0%
3号艇 櫻本 あゆみ(群馬) 今期3コース1着率50%
4号艇 西岡 成美(徳島) 今期4コース1着率15%
5号艇 堀之内紀代子(岡山) 今期5コース1着率25%
6号艇 高憧 四季(大阪) 今期6コース1着率0%
1号艇で登場するのは渡邉優美だ。今期(11月~現在)インは17戦15勝で1着率88%という鉄壁ぶり。女子トップクラスのイン巧者といって間違いないだろう。
そんな渡邉をもってしてもこのドリーム戦は簡単なレースではなさそうだ。2~6号艇に強力なライバルたちがズラリと並んでいる。
特に注目したいのは3号艇の櫻本あゆみ【写真上】だ。前期(5月~10月)3コースで15戦6勝の1着率40%という好成績をマーク。今期に入っても3コースは4戦2勝で1着率50%と好調を維持している。しかも櫻本は初日にイン逃げと5コースまくり差しで2連勝を飾る好発進だった。舟足も充実しているだけに目が離せない。
4号艇の西岡成美(徳島26歳)【冒頭の写真】も楽しみだ。前節優勝モーターの13号機を引き当て、初日1・2着と上々のスタート。西岡は通算6優出のうち2優出を鳴門でマークするなど地元水面は好相性なだけに、今節はV争いをにぎわせそうな気配十分だ。
5号艇には堀之内紀代子もいる。伸び型仕上げで注目を集めている堀之内だが、前節の徳山オールレディースではチルト-0.5度で6コースから2勝を挙げるなど、伸び仕様のセッティングでなくてもアウトから白星を量産している近況だ。ドリーム戦5号艇でどんな戦略を練ってくるのか注目したい。