レースリポート
びわこ 第4回BBCトーナメントあす12日開幕 好モーター味方に細川裕子
2023.01.11
ボートレースびわこのプレミアムG1「第4回BBCトーナメント」はあす12日(木)に開幕する。
ディフェンディングチャンピオンの丸野一樹をはじめ、2022年のSGやPG1など主なレースのウイナー17名と、規定に基づき選ばれた31名がチャンピオンベルトを懸けるシリーズは4日間の短期決戦。モーター素性が極めて重要な大会でもある。
前検日、地元記者推奨の上位3基を引き当てた選手のコメントを整理した。
47号機:使用期間を問わず行き足や伸びが軽快
濱野谷憲吾「回転の上がり方に課題があるものの伸びや乗り心地はよかったです」
17号機:昨年6月の初下ろしから上位級のパワーを誇る
瓜生正義「他のメンバーと比べ舟足は一緒くらいでしたが、体感はよかったです」
45号機:ポテンシャルが高く、行き足から伸びに特徴
中島孝平「試運転よりも、足合わせで行き足系統の良さを体感しました」
この3基に次ぐ評価を与えられているのが38号機。
昨年6月の初下ろしから夏場までは中堅だったものの9月に入り急上昇。10月の周年記念で是澤孝宏が乗り優勝戦5着とするなど、力強い出足を武器に11月まで5節連続でファイナル進出を果たしていた。
そして、この38号機に乗る細川裕子【写真2枚】は「着水して試運転した時の感じがよかったので何もしません。出足は分かりませんが、伸びや乗り心地なども良くバランスがいいと思います」と報道陣に話している。
その細川裕子の初戦は第1R(上図参照)。オール女子のオープニングレースだ。
「何もしない」のであれば、朝一であることのハンデはないばかりか、勝ち上がりに関係のある1回戦11R(4号艇)を前に実戦に臨めるのはプラスなのではないだろうか。初戦から注目したい。