レースリポート
西岡育未と高石梨菜がデビュー初優出! 小芦るり華含め3人初Vめざす 徳山
2023.01.08
モーニングの徳山オールレディース(1月4日~9日開催)は8日、5日目が終了。9日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<徳山 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 小芦るり華(佐賀) 昨年1コース1着率61%
2号艇 犬童 千秋(福岡) 昨年2コース1着率17%
3号艇 高石 梨菜(東京) 昨年3コース1着率10%
4号艇 高橋 淳美(大阪) 昨年4コース1着率17%
5号艇 中谷 朋子(兵庫) 昨年5コース1着率12%
6号艇 西岡 育未(徳島) 昨年6コース1着率0%
予選1位通過の原田佑実は準優12Rでイン逃げを決めたものの待機行動違反のため賞典除外に。予選2位通過の高田ひかるは準優でイン戦4着に敗れた。これにより予選3位通過で準優を勝ち切った小芦るり華(佐賀25歳)がポールポジションを獲得。通算4回目の優出でデビュー初Vに王手がかかった。
小芦は昨年インで49戦30勝の1着率61%。イン最近10走は3・1・2・1・1・1・5・1・1・1着で10戦7勝と上々の成績だ。自身初の優勝戦1号艇という重圧をはねのけて初優勝をつかみ取るのか。
3号艇の高石梨菜(東京29歳)【写真上】と6号艇の西岡育未(徳島28歳)【冒頭の写真】はこれがデビュー初優出。2人は準優12Rで熾烈(しれつ)な2番手争いを繰り広げ、高石2着、西岡3着という結果だったが、1着の原田が賞典除外となったため2人とも優出切符を手にすることになった。
高石梨菜は2011年11月デビューの109期生。2014年10月~2016年5月に約1年7カ月間の長期欠場、2017年4月~2019年5月に約2年1カ月の長期欠場があったが、2度のブランクを乗り越えてデビューから約11年2カ月で念願の初優出にたどり着いた。今節は2日目に5コースまくりと3コースまくり差し、3日目にイン逃げを決めるなど舟足の充実ぶりはトップクラス。優勝戦3号艇で初Vのチャンスは十分だろう。
西岡育未は2015年5月デビューの116期生。同期の現役女子レーサーには大山千広(58優出17V)、新田有理(7優出)、勝浦真帆(6優出)、瀧川千依(2優出)、池田奈津美(1優出)がおり一歩後れを取っていたが、悲願の初優出を果たして今後勢いを増してきそうだ。妹の西岡成美も先日の住之江クイーンズクライマックスシリーズ戦で自身6回目の優出をマークするなど近況好調。注目度を増してきた西岡姉妹から目が離せない。