ドリーム戦1号艇は高田ひかる　苦手の”初日イン戦”克服か　徳山オールレディース

　徳山オールレディース（1月4日～9日開催）が4日に開幕する。A1勢からは中谷朋子（兵庫）、堀之内紀代子（岡山）、原田佑実（大阪）、川野芽唯（福岡）、藤原菜希（東京）、高田ひかる（三重）が参戦。モーニングレースで激戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rの「ドリーム戦1st」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜徳山 初日 12R ドリーム戦1st＞
1号艇　高田ひかる（三重） 昨年1コース1着率58％
2号艇　原田　佑実（大阪） 昨年2コース1着率35％
3号艇　若狭奈美子（岡山） 昨年3コース1着率17％
4号艇　川野　芽唯（福岡） 昨年4コース1着率3％
5号艇　深川麻奈美（福岡） 昨年5コース1着率10％
6号艇　清水　愛海（山口） 昨年6コース1着率0％
※()内は支部

　1号艇は高田ひかる(三重28歳)【冒頭の写真】だ。前節の住之江クイーンズクライマックスでは4･5･4･5着と見せ場をつくれずトライアル9位敗退という悔しい結果に。気持ちを新たに2023年シーズンのスタートを切る。

　高田は昨年インで66戦38勝の1着率58％とやや不安定な成績。特に初日に1号艇が回ってきたケースが8回あったが、2･1･6･1･1･6･2･5着で8戦3勝の1着率38％と苦戦が目立っていた。独特な伸び型に仕上げることもあり、初日はまだ舟足が完調でなかったり、スタート勘をつかみ切れていなかったりするため、シリーズ序盤は苦戦する傾向が見られる。

　打倒高田の1番手は2号艇の原田佑実【写真上】だろう。昨年2コースは40戦14勝で1着率35％の好成績。そのうち1勝は昨年8月の丸亀レディースチャンピオンの最終日9R、インの高田ひかるを2コース差しで破って3連単1万1390円の高配当となったレースだ。1号艇・高田、2号艇・原田という組み合わせはそのとき以来で約5カ月ぶり。原田が再び高田の牙城を崩すのか。