レースリポート
QCシリーズ戦 11R優勝戦は宇野弥生の6コース差しで大穴決着 住之江
2022.12.31
住之江でのG3クイーンズクライマックスシリーズ戦(12月26日~31日開催)が終了した。11Rで行われた優勝戦は5号艇の宇野弥生(愛知36歳)【写真3枚】が6コースから快勝。センター勢が攻めて展開が生まれ、空いたブイ際を宇野が鮮やかに差し抜けた。2着に4号艇の清埜翔子(埼玉)、3着に1号艇の渡邉優美(福岡)が入り、3連単5-4-1で5万2160円の98番人気決着となっている。
勝った宇野は4月の下関オールレディースに続く今年2回目の優勝で通算18V。住之江では2011年女子リーグに続いて2回目の優勝。
2022年シーズンを最高の形で締めくくった宇野が、2023年にどんな戦いを見せてくれるのか楽しみなところ。めざすはもちろん11年ぶりのクイーンズクライマックス出場だろう。
宇野は2012年の第1回クイーンズクライマックスに出場しているが、その後は惜しくもベスト12入りを逃すシーズンの連続。2013年以降の年間女子賞金ランキングは、14位(2013年)、26位(2014年)、16位(2015年)、27位(2016年)、26位(2017年)、20位(2018年)、22位(2019年)、20位(2020年)、20位(2021年)、16位(2022年)と毎年20位前後が続いている状態だ。2023年はあと一歩を埋める戦いになる。
次節は1月10日からの常滑男女ダブル戦に出場予定。地元水面で2023年のスタートを切る。そして2月には地元蒲郡でのレディースオールスターの大一番も控えている。好リズムで2023年に突入する宇野から目が離せない。