レースリポート
地元の高憧四季が得意の2号艇で勝負駆け 住之江QCシリーズ
2022.12.28
住之江でのG3クイーンズクライマックスシリーズ戦(12月26日~31日開催)は28日、3日目が終了した。清水愛海(山口)が2・1・2・1・3着で予選首位に浮上。予選2位に清埜翔子(埼玉)、予選3位に大瀧明日香(愛知)がつけている。
さて予選最終日の4日目を迎えるシリーズ戦だが、勝負駆けの注目カードには6Rを挙げたい。準優ボーダーライン付近の選手が多数登場する。
<住之江 4日目 6R 予選>
1号艇 廣中智紗衣(東京) 予選16位
2号艇 高憧 四季(大阪) 予選14位
3号艇 宇野 弥生(愛知) 予選 5位
4号艇 水野 望美(愛知) 予選19位
5号艇 片岡 恵里(山口) 予選33位
6号艇 富樫 麗加(東京) 予選21位
※()内は支部
特に目が離せないのは2号艇、地元の高憧四季(大阪23歳)【冒頭の写真】だ。近況2コースは1・2・2・3・2・2・1・2・1・3・2・1・1・2・2着で実に15走連続3連対中。7月の芦屋戦で4着になったのを最後に、5カ月以上も2コースで連を外していない。
高憧は今節ここまで1・5・4・2・3着で予選14位(得点率6.00)。この4日目6Rで3着以上なら予選突破が確実となりそうな状況だ。2コース連続3連対中の力を見せて準優切符をつかみたい。
迎え撃つ1号艇は廣中智紗衣。ここまで3・4・3・2着の予選16位(得点率6.00)で、4日目は6R1号艇と10R5号艇で勝負駆けに臨む。廣中は前期にイン1着率44%(18戦8勝)と大苦戦し、これが響いて5期ぶりのA2級降格を喫したが、今期に入ってからはイン6戦4勝で1着率67%と復調ムード。2017年のシリーズ戦覇者が底力を見せて準優進出を果たすのか。
レースのカギを握るのは3号艇の宇野弥生【写真上】だろう。2日目12Rで3コースまくり差しを決めて3連単7万円台の高配当を出したばかり。再び赤いカポックで魅せるのか。宇野は5・1・1・6・1着で予選5位(得点率7.40)につけており、準優好枠を狙うために重要な一戦となってくる。