レースリポート
松本晶恵ら部品交換選手が次々と好走! 住之江QCシリーズ戦
2022.12.27
住之江でのG3クイーンズクライマックスシリーズ戦(12月26日~31日開催)は27日、2日目が終了した。宇野弥生(愛知)が5・1・1着で予選首位に浮上。予選2位に清水愛海(山口)、予選3位に大瀧明日香(愛知)がつけている。
さてシリーズ序盤の2日間を振り返ると、舟券的に気になるポイントが「部品交換」だ。今節ピストンリングの交換を実施した選手がすでにのべ9人もいるが、交換を行ったレースとその着順は以下のとおり。
・渡辺 千草 初日 6R(5着)
・原田 佑実 初日10R(3着)
・松本 晶恵 2日目2R(3着)
・土屋実沙希 2日目2R(6着)
・片岡 恵里 2日目3R(3着)
・清埜 翔子 2日目5R(2着)
・原田 佑実 2日目8R(6着)
・上田 紗奈 2日目10R(2着)
・松本 晶恵 2日目11R(1着)
のべ9人で1着1本、2着2本、3着3本という成績。3連対率67%と侮れない結果を残している。
松本晶恵【冒頭の写真】は2日目11Rでピストンリング2本の交換を行い、3コースから1着を奪って3連単7180円の中穴を提供。今節手にしたモーター36号機はシリーズ戦42基のなかで2連対率41位という低勝率機だが、本体整備で見事に立て直してきた。
片岡恵里【写真上】は2日目3Rでピストンリング1本を交換し、道中追い上げて3着に入る好走。3連単3万7650円の高配当を演出した。
清埜翔子は初日4・2着で予選18位とやや出遅れたが、2日目にピストンリング2本の交換を実施して2・1着の活躍。予選7位まで浮上している。
上田紗奈は序盤2走で6・6着と大苦戦していたが、2日目10Rでピストンリング4本、ピストン2個、シリンダのセット交換を行い、見違えるような舟足を見せて2着連絡み。整備の成果を披露した。
部品交換した選手が次々と好走を見せている今節。3日目以降も整備状況をしっかり確認しておきたいところだ。