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初日DRは落合直子がこん身逃げ 初出場の清水愛海2連対 住之江QCシリーズ

2022.12.27

 G3「クイーンズクライマックスシリーズ戦」(優勝賞金200万円)が26日、大阪市のボートレース住之江で、ひと足早く開幕した。

 初日は1R前にオープニングセレモニー【写真下・遠藤エミ登場のシーン】が行われた。シリーズ戦をはじめ、クイーンズクライマックス(QC)出場選手が1人ずつ紹介され、ファンの声援を受けた。水面は緩やかなホーム追い風が吹いた影響で、1マークは差し優勢なレースが多く、後半はスリットが速めになった。

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 メイン12Rドリーム戦は、地元の落合直子【冒頭の写真】が強烈スタートで逃げ切った。枠なり進入の3対3から、イン落合はコンマ01のしびれる仕掛けを決めた。2~4コースもゼロ台のスタートを切ったが、落合は1マークで他艇を寄せ付けず、力強く押し切った。今年はここ地元QC出場へ12位以内への賞金加算を図ったが、わずかに届かず13位でシリーズ戦回りになった。その悔しさを晴らすために、2日目以降も攻めに徹する。

 そんな落合直子の2日目は5R(6枠)、11R(4枠)に出場する。後半11Rのメンバーは次のとおり。

<住之江 2日目 11R 予選>
1枠 日高 逸子(福岡支部)
2枠 佐々木裕美(山口支部)
3枠 松本 晶恵(群馬支部)
4枠 落合 直子(大阪支部)
5枠 清水 沙樹(東京支部)
6枠 平田さやか(東京支部)

 落合直子は絶好の4カドが取れそう。1つ内の松本晶恵が気配面で劣勢のぶん、攻めやすいはず。1マークは松本を抑えてのまくり差しで内枠両者に迫る。強敵は1枠の日高逸子。実績確かな55号機を生かし、イン戦で踏ん張る。

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 予選組では、127期の初出場・清水愛海(山口支部23歳)【写真上】が2、1着と2連対スタートを飾った。オープニング1Rは、6コースから最内を差すと、2マークでうまく小回りして2着。後半8Rは、イン滝川真由子を回して差しハンドル。やや1マークは行き過ぎたが、ターン後に押して差し切った。清水愛海は養成所チャンプでデビュー時から評判は高かった。ハンドルの切れも的確で、2日目6Rは楽しみが持てる。

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 同じく2、1着と2連対にまとめた倉持莉々(東京支部29歳)【写真上】も、実戦足は光った。特に初日後半11Rは5コースからまくり差すと、2マークで先行する大瀧明日香が失速したのを見逃さず、差して先頭へと浮上した。60号機の仕上がりは上々。2日目6、10Rは2、1枠に組まれ、さらに連対を伸ばすか。その前半6Rは好調・清水愛海との対戦だ。

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